第53話
[4/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
」
手のひらに気を集中させると未来トランクスの剣?を全て弾いていく。
激しい闘いになってきたところでチチと悟天、そしてトランクスが到着した。
「悟飯!」
「か、母さん…」
未来悟飯に駆け寄るチチ。
悟天は不思議そうな表情を浮かべて未来悟飯を見つめていた。
「トランクスの奴、相当腕を上げたみてえだな。超サイヤ人2で悟林の超サイヤ人3と互角に渡り合うなんてよ」
「俺の息子ならあれくらい出来て当然だ」
「す…凄え、未来の俺…」
超サイヤ人2で超サイヤ人3と同等の力を引き出すなど並大抵ではないし、それを実現するのは余程の苦労があっただろう。
「流石だね、正直ここまでとは思わなかったよ」
「セルとの闘いから10年以上経っているんです。魔人ブウとの闘いのこともあって、俺も必死に修行しました!」
「よし、なら見せてあげる。私の潜在能力を!」
気合を入れて潜在能力を解放する。
今回は神のオーラを纏わない通常の究極化だ。
「それは…!悟林さんも老界王神様の儀式を受けたんですね…俺達の世界の悟林さんは受けませんでしたが…」
老界王神と未来悟林の間で色々あったが、そこは言わなかった未来トランクスである。
「ふふ、こっちでは悟飯と一緒にね」
「なるほど、やはり悟林さんも凄い潜在能力です…ですが、俺はそんな凄い潜在能力を持っていた悟飯さんと修行してきたんです!!はあああっ!!」
「っ!!」
更に気合を入れて超サイヤ人2のオーラが肥大化し、スパークが激しく迸る。
一気に潜在能力を解放した悟林と同等のレベルにまでパワーを跳ね上げた未来トランクスに悟林が目を見開く。
「行きますよ…悟林さん!フルパワーで行きます!」
「まさか、ここまでとはね…普通の潜在能力の解放じゃ失礼だったようだね。だったら私は神の領域を見せてあげるよ!!」
通常の状態に戻ると荒ぶった気を静めて戦闘力を神のステージへと移行させる。
「赤髪…?」
「超サイヤ人ゴッド…神の次元の戦闘力に至る変身だよ」
「気は感じられない…でも、何てプレッシャーだ…!凄いですよ、悟林さん!俺の全力…受けて下さい!!」
神の気を感じられない未来トランクスには悟林の戦闘力は分からないが、神化を果たした悟林が自分とは別次元の戦闘力を持っていることは何となく分かった。
「良いよ、私も全力でやるから死なないでよ!」
「だあああっ!!!」
フルパワーの気を乗せた剣で斬りかかる未来トランクスに悟林はそれを指で受け止めると眼力で未来トランクスを吹き飛ばし、そして追撃の蹴りを叩き込んで地面に落とす。
「大丈夫、トランクスさん?」
「だ、大丈夫です…やっぱり凄い
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ