第53話
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いが好きじゃないんだよこの2人は、それくらい分からない?」
「す、すまん…」
静かに怒る悟林に謝罪するベジータ。
「よろしい、ところでトランクスさん。タイムマシン自体が壊れたんじゃないんでしょ?燃料さえあれば動かせる?」
「あ、はい。恐らくは」
「よし、この時代で燃料を補給しよう。タイムマシンの燃料って何なのか分かる?」
「青の15号電気液です」
「青の15号電気液!うちで開発中のエネルギーじゃない!大変よ〜、全てのマシンで抽出してもあのマシンのタンクから想像して丸1日はかかりそう」
「1日!?そんなに早いんですか…向こうの世界では半分抽出するのに1年近くかかっていました。」
元々未来トランクス達の世界は人造人間に荒らされ、その上で悟空の偽者が現れたので余計にエネルギーの抽出に時間がかかったのだろう。
「よし!なら私とベジータさんとお父さんが未来に乗り込んでお父さんの偽者をぶっ潰してやる!!」
「勝手に頭数に入れられてるわね…で、ベジータと孫君…行くの?」
「当然だ、カカロットに似ている奴なら全力で叩きのめせそうだ。」
「オラも行くぞ。チチの仇も取ってやるさ」
悟空は殺された未来のチチの仇も含めて未来へ行くつもりのようだ。
ベジータも口ではああは言っているが、恐らくは未来のブルマのためでもあるのだろう。
「で、ですが…あいつは本当にとんでもない強さなんです。老界王神様に力を引き出してもらった悟飯さんでも敵わないんです!」
「うーん、トランクスさん。私と手合わせしてもらえる?私達の力を見せるよ」
そして悟林と未来トランクスが向かい合う。
思えば未来トランクスと手合わせするのは初めて会った時以来だ。
「…そう言えば昔もこうやって手合わせしたよね、覚えてる?」
「はい、覚えていますよ…あの時はまさかこんなことになるとは思いませんでしたが」
「そうだね、行くよ!はあっ!!」
「はい!はあっ!!」
一気に気を高めて久しぶりに超サイヤ人3へと変身する悟林に対して未来トランクスは超サイヤ人2に変身してその状態で超サイヤ人3並みのパワーにまで持っていく。
「…ベジータさんと同じことを…流石親子だね…最初から飛ばしていくよ!!」
「はい、全力で行きますよ!悟林さん!!」
悟林が一気に未来トランクスとの距離を詰めて連続で殴りかかる。
そんな悟林の拳を未来トランクスは全て捌いてみせ、逆に悟林の顎を蹴り上げて上空に打ち上げる。
「くっ!」
「悟林さん!同じ超サイヤ人3でも界王神界で再会した俺の師匠の悟林さんはもっと強かったです!もっと全力で来て下さい!!」
「なるほど!未来の私に負けてられないね!!
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