第53話
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悟林は瞬間移動で戻ってきた悟空から仙豆を受け取ると未来悟飯と未来トランクスに食べさせると2人の弱々しかった気が全快し、2人が目を開ける。
「大丈夫?2人共?」
「ご、悟林…さん…?」
「お、俺達は…死んでしまったのか?」
「大丈夫だ。おめえ達は死んでねえよ、悟林はちょっと前に生き返ったんだ」
悟林の姿に信じられないと言う表情を浮かべる2人に悟空が説明しようと前に出た時、2人が起き上がって気を上げて構えた。
「ちょ、ちょっと2人共!!何してるの!止めて!!」
悟空に襲い掛かりそうになっている2人を怒鳴るとハッとなって2人は拳を下ろした。
「す、すみません…悟空さん…」
「いや、良いって…おめえ達何があったんだ?」
「それは…」
「おい、ちょっと待て。確かこのチビもトランクス…悟空のでかい息子も悟飯…だったな…お前ら、ベジータと悟空の息子の未来だな」
未来悟飯が説明しようとした時、ビルスが割り込んだ。
「は、はい…あなたは?」
「これは驚きましたね、時間を弄るとは…人間が良くそんな装置を作れましたね」
「未来のブルマさんが作ったんだよ。ところでトランクスさん、悟飯…どうしたの?まさか、魔人ブウ?」
後ろでブルマとビルスとウイスが何やら言っているが気にせずに会話を続ける悟林達。
「いえ、魔人ブウは俺と悟飯さんが倒しました」
「へえ、流石は未来の私の弟子と弟だね。修行は続けていたようで何よりだよ」
未来トランクスと未来悟飯の気は変身していない自分達とほぼ同等だ。
ウイスの修行も受けていないのにこれだけ強くなったことは素直に感心する。
「え?え?」
「トランクス君には後で説明してあげるね。トランクス君、悟天を連れて来てくれない?後、お母さんも」
「え?う、うん…」
トランクスは何が何だか分からない表情を浮かべながら言われた通りにパオズ山に向かった。
「悟飯、老界王神様から力を引き出してもらったね?」
「ああ、老界王神様に力を引き出してもらってブウを倒したんだけど…この力があっても奴には勝てなかった」
「…潜在能力を引き出した貴様が勝てないとは余程の相手のようだな」
未来悟飯が潜在能力を解放すれば神のオーラを纏わない悟林の潜在能力を解放した時とほとんど同じはずだ。
この時代の悟飯と違って修行を続けている未来悟飯が勝てないなどよっぽどだろう。
「はい、そいつは正義のために地球人を全滅させると言っていました…既にいくつかの星やそこの人間を滅ぼしてきたと…俺とトランクスも1年闘って来ましたが、もうほとんど人間は残っていません…母さんもブルマさんも…殺されて…!」
「チチもか…!?」
「え
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