第52話
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だろう。
それだけ消耗が激しい超サイヤ人3の時間が伸びたのは流石の悟空も純粋に驚く。
「多分、トランクス君と悟天が少し大きくなったからだね…年齢の割に小さい気がするけど体が大きくなった分、超サイヤ人3のパワーが保つようになったんだよ。」
「ねえ、悟林さん。超サイヤ人3をパワーアップ出来ないのかな?」
「超サイヤ人3を?」
「うん、パパの超サイヤ人2みたいにさ」
ベジータの超サイヤ人2のように潜在能力を解放した悟飯以上の力を発揮出来たように超サイヤ人3にも相応の潜在パワーが眠っているのではないかとトランクスは思ったのだ。
しかし、現状で超サイヤ人3をまともに使いこなせるのはゴテンクスくらいしかいない。
「うーん、出来なくはないと思うよ。ベジータさんがブルマさんへの愛でパワーアップしたようにさ」
「おい!」
「おー、愛かー」
「そう言えばパワーアップした時に言ってたよねー。“俺のブルマをー”って」
「ふふ、ちゃんとその時のことは保存しておきましたよ」
『俺のブルマをーーーっ!!』
杖の水晶に当時の映像が残されており、繰り返しで何度も再生するウイス。
「止めろおおおおおっ!!」
「ブルマさんってば愛されてるねー。もしかしたら近いうちにトランクス君に弟か妹が出来るかもよ?」
「うーん、だったら俺は弟が良いなー」
何度も再生するウイスをベジータが追い掛ける。
この仲の良さならいずれトランクスに弟か妹が出来るのではないかと悟林は思う。
「それにしても君達は本当に気をコントロールしながら闘うのが好きだよね。特に悟空、面倒臭くないの?」
「うーん、昔からやってきたから癖みてえになってんだよなぁ…気って言えばそう言や、全王様っつーのは全く強い気を感じなかったぞ」
「そうだよねぇ、こう言っちゃあれだけど何であんな子供みたいな神様に怖がってたの?もしかして気が感じられないだけで強いの?」
第7宇宙の界王神なら違和感はないが、桁外れの強さを誇るビルスとシャンパが恐れるのはどういうことだろう。
「戦闘力でしか相手を見れないサイヤ人らしい発言だな。全王様は全宇宙で一番に偉いお方だ。誰にも倒すことが出来ず、その気になれば全てを消滅させる。世界も含めてな…僕の破壊なんて全王様の消滅に比べれば可愛いもんだ。全王様が闘わないのは闘い以前の話だからだ。どんな相手でも闘う前に存在ごと消されたら意味がない」
「そ、そうなんか…」
「前に宇宙は12個あるって言ったことがあったろ?以前は18個あったんだが、6つの宇宙が全王様の機嫌を損ねて消滅させられた。あの時の衝撃と恐怖は忘れられない。いくら強くても全王様の前では無意味だと思い知らされたからな」
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