第52話
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子だったのよね…あの子とは出会い方は違うでしょうけど、仲良くなれて良かったわ。私は息子の青春を暖かーい目で見守ってあげましょ)」
ブルマがニヤニヤと笑いながら美味しそうにラーメンを啜る悟林とトランクスを見つめる。
「おい、ベジータ。ブルマが変な顔をしているぞ」
「ビルス様…ブルマは何時もあんな感じだから気にしないでくれ…」
ビルスがラーメンを啜りながらニヤニヤしているブルマを不気味そうに見ており、ベジータもそんなブルマに恥ずかしそうにしながらラーメンを啜る。
「美味えなこのラーメン!」
「そうだねお父さん。そう言えば、この前トランクス君と修行したんだけどトランクス君、大分腕を上げたんだよ」
「へえ、そうなんか?」
「うん、相方の悟天も超サイヤ人2になれるようになったからフュージョンした時のパワーも大幅に上がってたよ」
「ふん、フュージョンか…俺から言わせればあんな物は一発芸に過ぎん」
1人で闘うことを信条とするサイヤ人からすれば合体する技であるフュージョンはポーズ抜きにしても相当に不本意な技なのだろう。
「フュージョンね、確か界王神共の耳飾りでも合体出来たんじゃなかったんだっけ?弱っちい界王神でも合体すればそこそこ強くなる奴」
「ええ、そうなんか!?」
ビルスの言葉に驚く悟空。
ただのアクセサリーかと思えば結構とんでもない代物だったようだ。
「ですが、ポタラによる合体は界王神様が使えば一生元に戻れないんですよね」
「ああ、老いぼれ界王神が魔女の婆さんと合体した時は笑った笑った」
「私達も使えるのかな?」
「勿論です。左右対称となるようにそれぞれが片方の耳にポタラを付ければ合体出来ます…界王神様以外は1時間だけですが」
「へえ、フュージョンの倍か!凄えな!」
色々と不便ではあるがフュージョンの威力を知っている悟空からすればただ耳に付けるだけで合体出来る上に制限時間もフュージョンの倍と言うのは驚くしかない。
「ふん、俺はどっちもごめんだがな」
道具とか技とか関係なしにポタラもフュージョンもベジータにとっては気に入らないのは変わらないようだ。
「あ、でもさ、最近超サイヤ人3の時間が少しだけ伸びたんだよ」
「フュージョン中のか?」
超サイヤ人3は金色の頭髪の超サイヤ人の中でも突出した戦闘力を誇るものの燃費が非常に悪いのは悟空も悟林から聞いている。
その変身難易度はなる必要が無いとは言え、超サイヤ人3を遥かに超越する超サイヤ人ゴッドとブルーの変身が出来る悟空とベジータでさえ変身出来ない。
変身するには時間の概念がなく、気の消費に融通が利くあの世にいるか、現世ではゴテンクスのように基本戦闘力が高い合体戦士くらい
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