第52話
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西の都にあるカプセルコーポレーションの庭で、悟空とベジータが組み手を、ビルスとウイスは食事、トランクスが悟林に勉強を教わっていた。
3人共、普段着ている道着や戦闘服に戻っている。
トランクスの後ろにはトランクスが拾ったドラゴンボールで子供に退行したピラフ一味の姿もある。
何故ピラフ一味がいるのかと言うと腹を空かせて倒れているところをトランクスが発見し、可哀想だから拾ったと言うエピソードがあるのだが、捨て犬感覚で人を拾うのはどうかと思うが、恐竜を拾うブリーフ博士の孫と言うことを考えれば納得も出来たりする。
「ありがとうね、悟林ちゃん。トランクスは悟林ちゃんが相手だと本当に素直なのよね〜」
「ちょ、ちょっとママ…!」
「別にこれくらいは構わないよ。トランクス君、もうちょっと頑張ろうね」
ブルマがからかうように言うとトランクスは焦るが、悟林は気にせず勉強を教える。
「それじゃあ、今日はカシコイ大学の問題だよ」
「えー!?それちょっと難し過ぎるよ悟林さん!」
「大丈夫大丈夫、分かりやすいように説明するから…今回は“並行世界”について説明するね」
「並行世界?」
疑問の表情を浮かべているトランクスに悟林はベジータ、ブルマ、ヤムチャのデフォルメされた絵をボードに貼る。
「トランクス君は昔、ブルマさんとヤムチャさんがお付き合いしてたのは知ってるよね?」
「うん」
「ある時、ヤムチャさんがブルマさんにフラれてベジータさんとブルマさんが結婚してトランクス君が生まれたんだけど、そこで2人の結婚を良しとはしなかった人が過去に行きます。そしてその人がヤムチャさんとブルマさんを進展させました。そして2人は結婚します。でも、トランクス君はサイヤ人と地球人の混血。名前は同じでも全く違う人間が生まれてしまうの。そしてヤムチャさんとブルマさんを進展させた人が元の時代に戻るとベジータさんとブルマさんとトランクス君は親子のまま。つまりベジータさんとブルマさん、ヤムチャさんとブルマさんが結婚した歴史が出来上がる。このようにちょっとした干渉でトランクス君が普通の地球人、サイヤ人と地球人の混血になる歴史が誕生するわけ、これが並行世界」
「ちょーっと、悟林ちゃん?私を題材にしないでくれる?」
「ブルマさんがヤムチャさんとお付き合いしてたのはみーんな、知ってるんだからこれくらいは良いでしょ」
ブルマの抗議を一蹴すると悟空が声を上げた。
「おーい、悟林!飯だってよー!」
「はーい!それじゃあトランクス君も勉強はここまでにしてご飯にしようか!」
「うん!」
悟林とトランクスが一緒に悟空とベジータ達のいるテーブルに向かっていく。
「(そう言えば未来のトランクスは悟林ちゃんの弟
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