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『Necessary』
『カフェラテ』

[8]前話

まだ何も言えてないのに
まだ学び足りないのに

まだ何も返せて無いのに
なのになんで
なんで逝ってしまうの

終わりが迎えに来て
更に奪って透明にしてくの
何も無かったかのように

この目の前のカフェラテは
ふわふわで甘くて
さっきまで癒しだった

それを無視して
ドライを一気に飲み干す

何も出来ない
もう何もかも手遅れ
何もかもが終わってく

二度と会えないことを
受け入れるしかない

たまにこっそり甘い
カフェラテを飲んで
柔らかくなるあなたが
私は好きだった

あなたの立場じゃ
滅多にそんな息抜きさえ
出来ないもんね

でももう終わったんだね

ゆっくり、おやすみなさい...



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