『カフェラテ』
[8]前話
まだ何も言えてないのに
まだ学び足りないのに
まだ何も返せて無いのに
なのになんで
なんで逝ってしまうの
終わりが迎えに来て
更に奪って透明にしてくの
何も無かったかのように
この目の前のカフェラテは
ふわふわで甘くて
さっきまで癒しだった
それを無視して
ドライを一気に飲み干す
何も出来ない
もう何もかも手遅れ
何もかもが終わってく
二度と会えないことを
受け入れるしかない
たまにこっそり甘い
カフェラテを飲んで
柔らかくなるあなたが
私は好きだった
あなたの立場じゃ
滅多にそんな息抜きさえ
出来ないもんね
でももう終わったんだね
ゆっくり、おやすみなさい...
[8]前話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ