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東方絆日録 〜 Bonds of Permanent.
融合編
初顔合わせB
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翔「そういえばよお」


半ば空気と化していた翔が突如として口を開いた。


魔理沙「翔、急にどうしたんだ?」

翔「これからどうすんだ?もうすっかり夕方だぜ」


一同が外を見ると綺麗な夕焼け空が広がっていた。


アリス「もう夕方??」

霊夢「今から帰るのも面倒ね…」

ルーミア「そうなのかね?」

霊夢(“そーなのかー”の派生形かしら?)

(東)「皆さん、もしよければ泊まって行かれませんか?」

敏久「それはありがたいんだけどさ、神奈子や諏訪子の許可が…」

諏訪子「私たちは別に構わないよ」

(西)「ウチもいっちょん構わんばい(全く構わないよ)?」

翔「ーーーだそうだ。俺は泊まるぞ」

魔理沙「せっかくだから全員で泊まるか?」

全員(うなずく)


ここに「お泊まり会@守矢神社」の開催が決定したのだった。



ーー
ーーー


現在、(西)の提案により「餃子パーティー」が開かれている。

各々が思い思いの形の餃子を作ったのち、熱湯を張った鍋に入れる。そして餃子が浮かび上がってきたらそれを取り皿に掬ってポン酢や醤油をつけて食べるのだ。
作者の実家における恒例行事でもある。


翔「俺はいつもパリパリした餃子しか食わねえけど、こっちの餃子もなかなかうめえもんだなあ」

(東)「それは焼き餃子ですね。これは“水餃子”と言うのです」

(西)「ウチの父親が“餃子は肉も野菜も摂れる完全栄養食ってところがよかったい(いいんだよ)!”って言っとったとば(のを)思い出してくさ()。このやり方は父が発案したっちぇ(したんだよ)??」

アリス「貴女のお父さんは何でも知ってあるのね。すごいわ!」

魔理沙「学校の先生だって言ってただろ。慧音みたいなもんじゃないのか?」

霊夢「ねえ、他のご家族はどんなお仕事をされてあるの?」

(西)「身近な人やったら、まず父方の祖父は商売人やろ?」

一同「うん?」

(西)「それから父方の祖母は独身時代、神社の巫女さんやったげなよ(らしいよ)。結婚してからは美容師しとったけどね」

一同「へえ…?」

(西)「そうそう、その祖母の弟さん…父の叔父やけんウチからみたら大叔父になるんやけど、その人が庭師なんよ」

一同(妖忌?)

(西)「そして母方の祖父は数年前まで医者ばしよんしゃった(してあった)ね。薬剤師も兼ねとったみたいやけど」

一同(永琳?)

(西)「ーーーとまあ、こんなもんやろか」

諏訪子「にっしーは私たちとの共通点がかなりあるんだね!」


諏訪子が驚きの表情でそう言った。


(西)「そうなんですか?」

霊夢「
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