第50話
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クスがかわすものの、ブウは気弾を連射していく。
トランクスは指先に気を溜めながら気弾をかわし、攻撃後の隙を突いて最大まで溜めた気功波を放った。
「魔貫光殺砲ーーーっ!!」
「はあーーーっ!!」
それに対してブウは魔閃光で反撃し、気功波がぶつかり合う。
よほどの実力差が無ければ魔貫光殺砲の威力で押し切れるはずだが押し切れない。
それだけブウの戦闘力がアップしているということだ。
「ぐっ…!畜生…!」
押し切れないと判断したトランクスは気功波を中断するとブウの気功波の横を通り抜けながらブウに接近するとブウも気功波を中断してトランクスに突撃する。
互いの拳が互いの横っ面に突き刺さり、その衝撃で周囲の岩が吹き飛ぶ。
同時に距離を取るが、ブウのダメージはほとんど無く、トランクスの方が息切れを起こしている上にダメージが大きい。
「はあ…はあ…」
「へへへ…」
ブウはニヤリと笑うと気弾を放ち、その気弾をトランクスは何とかかわすが、ブウはその隙を突いて腕を伸ばしてトランクスを拘束する。
そしてブウはトランクスを拘束したまま、指先に気を集中させる。
「うあっ…!」
「これもお前の技、こいつでお前を殺してやる」
見て覚えた魔貫光殺砲でトランクスを殺そうとするブウ。
その姿は老界王神が出した水晶玉で様子を見ていた悟林達も焦り始める。
「駄目だ!これじゃあやられてしまう!トランクス…!おい!界王神の爺さん!まだ悟飯のパワーアップは終わらないのか!?」
「ん?ああ、もう終わっとるぞ。よし、行ってこい」
「え!?」
「お、終わってる!?何時からだ!?」
「んー、5分くらい前からかの?」
パワーアップが既に終わっていることに悟飯が驚き、悟林が何時終わったのか尋ねると5分前に終わっていたとのこと。
「な、何でもっと早く教えてくれなかったんですか!?」
「馬鹿たれ、ピンチになってから行った方がドラマチック…ぶへぇ!?」
この非常時にドラマチックなどとほざくボケ老界王神を蹴り飛ばす悟林。
流石の悟飯や界王神、キビトですら止める気にはなれなかったのか、足蹴にされている老界王神に構わず悟飯は取り敢えず気合を入れることで潜在能力を解放し、界王神とキビトから激励を受けていた。
「では、孫悟飯。頼んだぞ」
「あなたが宇宙の最後の希望です。あなたの勝利を願っています」
「はい、任せて下さい!」
キビトに頼んで服を愛用の道着に変えてもらうと、老界王神をしばき終えた悟林が悟飯に歩み寄る。
「よし、悟飯。頑張ってこい。今のお前ならブウになんか負けないんだからな。」
「はい、姉さん」
「無駄に長生きして爺さ
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