第50話
[1/4]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
トランクスの渾身の気弾の直撃を受けたブウ。
気が消えたことで死んだと思ったのだが、ブウの気が大きく変わった。
気の大きさだけではなく、何と言えば良いのか…無邪気な感じが無くなり完全な邪悪な気へと変貌し、僅かな肉片から再生された時はブウは先程の太っちょの姿ではなく筋肉質な肉体をしており、より戦闘向きな姿となっていた。
「(姿が変わっただけじゃない…今までとはまるで違う!)」
ブウの気は完全な悪の物となっており、肉体が戦闘向きとなったことで戦闘力が大幅に上がっている。
当然、そのブウの急激な変化は界王神界にも届いていた。
「この気は魔人ブウか…?おい、界王神様。どうなってるんだ?」
「さ…さあ…」
「恐らくトランクスに追い詰められたことによる怒りでブウの悪の心が増幅したんじゃろう。」
「あ、あの…パワーアップを急いでくれませんか?これではトランクスが…」
「分かっとる分かっとる。儂だって目一杯やっとるわい」
悟林と界王神がブウの変化に疑問を抱くが、老界王神がブウの異変の理由を言うと悟飯は焦るようにパワーアップを急く。
そして場所は地球に戻り、ブウは気を解放した。
「があああああ〜〜〜っ!!!」
「っ!!」
超サイヤ人2の限界を超えたトランクスですら吹き飛ばされそうになる気を放つブウ。
気の解放を終えるとトランクスを見て笑う。
「俺、お前を殺す。」
「…貴様、本当に魔人ブウか?姿だけじゃなく性格も気も…さっきとは違いすぎる」
「俺はあいつの中にあった悪い心、お前にボコボコにされてあいつが怒ったから俺が目覚めた。」
「なるほど…悪の心に乗っ取られたのか…ブウを乗っ取る際にあの体も戦闘向きに変えたのか…納得した…」
例えブウが悪の心に乗っ取られようとトランクスにとってブウは倒すべき敵であることに変わりはない。
トランクスが構えるとブウも構える。
「今の俺はさっきの俺とは違う。お前をぶち殺してやる」
「…その前に俺が…貴様を殺す…!」
睨み合う両者、そして石が地面に落ちた瞬間、2人は激突した。
拳と蹴りをぶつけ合い、2人は乱打戦に持ち込む。
「ギッ!!」
「ぐっ!だあっ!!」
トランクスの横っ面にブウの拳が突き刺さるが、トランクスの蹴りもブウの顎を蹴り上げる。
すぐにブウも反撃の蹴りをトランクスの腹に叩き込み、トランクスもブウの胸に拳をめり込ませる。
「ぐほ…っ!!」
しかしブウは触角を伸ばしてトランクスの首を締め上げて吊るすと勢いつけて殴り飛ばした。
「ぐう…っ!!」
あまりの威力に一瞬頭が真っ白になったトランクス。
ブウが追撃の気弾を放ち、それに気付いたトラン
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ