第十二章
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「各自メギドが出てくれば連絡し合って助けにも行く」
「そうしながら調べていけばいいな」
「そういうことだな、では早速はじめていこう」
富加宮はこう応えてだった。
ライダーとその関係者達はそれぞれ手分けしてメギドそれにスサノオの動きを調べにかかった、それぞれ探し。
十日経ってだった、戦士達はサウスサウザンズベースに集まってそれぞれが得た情報を話した、皆その十日間戦闘はなかったが。
それぞれの話を聞いてだ、神山は言った。
「皆手に入れた情報は同じなんだな」
「そうだね」
常盤が応えた。
「スサノオは今ノースサウザンズベースを模したね」
「そこにいるんだな」
「そうですね、しかし問題はその城がある場所です」
新宮は険しい顔で述べた。
「まさかかつてネイティブの首領だった根岸がいたあの場所に置いているとは」
「あいつも大概な奴だったな」
尾上は根岸の名を聞いて眉を顰めさせて述べた。
「今思えば」
「全くだ、小者だったが」
ユーリも根岸について述べた。
「その癖傲慢で碌でもないことを企てる」
「そうした奴だったな」
「あいつがいた場所に築くとはな」
「スサノオはそうした奴か」
「あの場所でも戦いが行われた」
明光院がこのことを話した。
「そのこともあってのことだな」
「あそこに城を築いてか」
「そして俺達が来るのを待っている」
「そういうことか」
「正確に言うとあのビルから異空間につながってるんだよな」
緋道が城の詳しい造りを話した、このこともライダー達は確認している。だが実は城に入ったのは門だけで中身はそこからはソフィアが彼女の力を使って見たものだ、だからかつてマスターロゴスがいたノースサウザンズベースと内装が同じであることを知っているのだ。
「あそこに行けばいいんだな」
「はい、それからはです」
その透視したソフィアが答えた。
「皆さんの活躍です」
「そうだよな、やるか」
「しかしスサノオの城を透視出来たとはな」
富加宮はそれをしたソフィアを讃える目で見て述べた。
「流石だな」
「いえ、どうもスサノオはあえてです」
ソフィアは富加宮の言葉に確かな声で答えた。
「見せた様で今はです」
「見えないか」
「防がれています」
そのスサノオによってというのだ。
「そうなっています」
「来いと言っているな」
富加宮はソフィアの話からこのことを確信した。
「それならな」
「攻めますね」
「それしかないな」
ユーリは強い声で述べた。
「ここは」
「最初からその考えだった、ならだ」
「今より行きましょう」
神代と玲花はユーリの考えに同意だった。
「そしてそのうえで」
「スサノオを倒すぞ」
「遠慮することはない、私達全てのライダー
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