第二十四話 ここから始まる道
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しますから!」
エスカレード「ご主人様・・・無事で・・・ご無事で何よりです・・・」
ベルリネッタ達が倒れそうになった和樹を支える。
和樹「久しぶりにジンオウガを使ったからな・・・少し体が疲れたようだな。」
ベルリネッタ達は和樹を支えたまま車の後部座席に乗せる。
後部座席にはリーラが待機していた。
リーラ「和樹様・・失礼します。」
そう言うとリーラは和樹の頭を自分の太腿の上に載せる。
賊言う膝枕の態勢になる。
和樹「リーラ!?」
リーラ「楽にしてください。」
その光景に不満顔になるベルリネッタ達。
実は、和樹がパンテーラ達と話をしている時に戦い終えた和樹を癒すため誰が膝枕をするのかを決めるじゃんけんをしていた。
そして、その勝負に見事勝ったのがリーラだ。
他に待機している車に乗り込むベルリネッタ達。
全員車に乗ると車が出発する。
リーラ「和樹様」
和樹「なんだ?」
リーラ「あの者たちは如何なさいましたか?」
和樹「ああ、あいつらか・・・・殺してないよ。
平和に生きろと言っておいたから多分大丈夫だろ。」
リーラ「そうですか」
特に驚いていない。
まるで、和樹がそうすることが分かっていたかのように。
和樹「なぁ・・・リーラ・・・俺・・甘いと思うか?」
リーラ「そのような事はございません。
そんな和樹様だからこそ、
誰よりも美しく温かい心をお持ちの和樹様だからこそ
私達は和樹様にお仕えしているのですから。」
和樹「そうか・・・ありがとな」
それだけ言うと和樹はリーラの膝の上で眠った。
眠った和樹の頭を優しい表情でリーラは和樹の頭を撫でる。
一方その頃倉庫に残されたパンテーラ達は・・・
アイリ「これからどうしますか?・・・
と言っても私はどうするか決めましたけど」
エクセル「そうなんだ、実はあたしも決めたんだ。姉様達は?」
エリート「私もすでに決めています。
おそらく、私達は同じことを考えているのでしょうね・・・」
パンテーラ「そうだな、考えることは皆一緒なんだろうな。」
考えがまとまったところでパンテーラ達は倉庫のドアに向かう。
ドアを開け外に出るとパンテーラ達は歩き出す。
彼女たちが向かうべき場所へ・・・・・
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