第六章
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「どういうことなんだ」
「僕達は色々な世界を巡っているからね、その中で色々なことを知るんだ」
海東がその理由を話した。
「それでその中でだよ」
「サウスサウザンズベースの場所も知ってるんだな」
「ノースサウザンズベースの場所も知っているよ」
「どっちもか」
「うん、じゃあ明日そっちに他のライダーや関係者も連れて来るから」
「待っていろ」
海東だけでなく門矢も言ってだった。
彼等はその場を後にした、残ったのは剣士と芽衣だけだったが芽衣はこう言った。
「時計どうしようかしら」
「また今度にしようか」
神山は今言われてそのことを思い出した。
「そうしようか」
「そうね、今日はもう遅いし」
「それじゃあ」
「また今度ね」
「そうしよう、今日は帰ろう」
「それで寝ましょう」
芽衣の言葉に従ってだった、剣士達も芽衣もそれぞれの家に帰ってこの日は休んだ。そうしてだった。
次の日サウスサウザンズベースに全員集まった、そこには尾上の息子のそらもいたが彼は自分の父に尋ねた。
「父上、剣士以外にも仮面ライダーはいるの?」
「そうみたいだな」
尾上はやや首を傾げさせて息子に答えた。
「どうやら」
「そうなんですね」
「それでその仮面ライダー達が今から来るからな」
「会うんですね」
「そうするんだよ」
「話は聞きました」
場にはソフィアもいた、ソフィアは階段から降りて剣士達がいる場所に来て極めて真剣な顔で述べた。
「門矢士、はじめて聞く名前です」
「そうなのですか」
「まさか私達以外に仮面ライダーがいるとは思いませんでした」
新堂に応えて言った。
「そして彼等の後ろに何者かがいたとは」
「いや、どう見てもいなかっただろ」
緋道は完全に否定して述べた。
「あいつ等の後ろにな」
「あいつ等もマスターロゴスも完全に自分の意志で動いていた」
ユーリは言い切った。
「そのことは間違いない」
「私もそう思います」
ソフィアはユーリの意見に同意した。
「彼等は完全にです」
「自分達の考えて動いてな」
「あの様になりました」
「間違いなくな」
「後ろに何者かがいたとは思えません」
「どういうことだ、まさか」
ユーリはここで眉をぴくりと動かした、その上で言った。
「奴等が気付かないうちに」
「後ろにいてですか」
「手駒にしていたのか」
「その通りだ」
ここでだった。
門矢が来た、そのうえでユーリの考えを肯定した。
「あいつ等は自分の考えて動いているつもりだったがな」
「その実はか」
「そいつの駒になってだ」
「動いていたか」
「そうだった」
「あの連中に気付かせないとなると相当なものだな」
大秦寺が見てもだった。
「一体何者だ」
「ス
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