第四章
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「ここに来て戦えってな」
「ここの気配は尋常じゃないとだ」
その様にというのだ。
「ソフィアが感じて俺達を行かせた」
「そうですか、ですが一人で大丈夫ですか」
サーベラはデュランダルをサポートする様に戦いつつユーリに問うた、
「やはり誰か残った方がよかったのでは」
「いや、大丈夫だ」
すぐにだ、ユーリはサーベラに答えた。
「だからこそカリバーになる用意をしている」
「いざという時に備えて」
「そしてだ」
そのうえでというのだ。
「サウザンズベースを護っている」
「だからですね」
「安心していい、そして俺達はだ」
「九人で、ですね」
「ここにいるメギド達を倒す」
全てというのだ。
「そうする」
「色々思うところはあるけれどな」
それでもとだ、緋道も行った。
「まずはこの連中何とかしないとな」
「ああ、それじゃあな」
「変身しないとな」
後ろにいるセイバーに応えた。
「この数は俺達九人全員じゃないと無理だしな」
「援軍も来ている」
このことはエスパーダが言ってきた。
「だからだ」
「九人じゃないとな」
「やはり無理だ」
「わかってるよ、じゃあ俺も変身するさ」
こう言ってだった。
緋道は仮面ライダー剣斬に変身した、そしてユーリも仮面ライダー最光に変身した。九人になったライダー達はやはり芽衣を囲んでだった。
外に向かって円陣を組んでそうしてそれぞれの剣を手にしてメギド達と戦っていった、メギド達は援軍を次々と出すが。
それでも彼等は多くの敵を倒していった、そうして二時間程戦い夜になってもだった。
戦いは続いていた、さしもの剣士達も全員肩で息をしていた。それでデュランダルは苛立った声で言った。
「何かあるとしか思えないな」
「幾ら何でもだな」
「数が多過ぎる」
最光に応えた。
「次から次に出過ぎだ」
「俺もそう思う」
「こうしたことははじめてです」
こう言ったのはサーベラだった。
「これまで数多くの戦いを経てきましたが」
「これは本当にどういったことなんだ」
「私達もそろそろですね」
「いや、まだこれからだ」
デュランダルは限界を感じはじめたサーベラに咎める様に告げた。
「戦いは」
「敵が全ていなくなるまでですね」
「そうだ、それまで立っていることだ」
そうしなければならないというのだ。
「最後まで立っていればだ」
「勝利なので」
「弱音を吐くな」
「わかりました」
サーベラはデュランダルの言葉に頷いた、そうしてだった。
戦士達は戦い続けることを決意した、疲労は感じられたがそれでも戦い続けることにした。その彼等のところに。
新たな者達が来た、二人いるがその彼等は。
「誰だあんた達」
「通りすがりの
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