第49話
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のか?そうじゃろうなぁ、何と儂には…」
「さっさと言わないと今度こそ潰すぞ」
「…儂には潜在能力を解放する力があるんじゃよ。限界を超えてな」
セクハラ相手を間違えたと老界王神は後悔しながら能力を簡単に説明する。
「何だ、ナメック星人の最長老さんの能力と似たようなもんじゃないか」
どんな能力かと思えばナメック星の元最長老の潜在能力を引き出すのと同じ能力かと落胆した。
「馬っ鹿もーん!!ナメック星人の能力と一緒にするなー!儂の能力はそれとは比べ物にならん威力なんじゃからなー!!」
「ほーう、じゃあ試しに悟飯の潜在能力を解放してみてくれよ。どの程度の物か見せてもらおうじゃないか」
「ふふん!儂の能力でパワーアップしたこいつを見た時、腰を抜かすぞ!!今回は特別に超フルパワーでやってやるわい!では行くぞ!魔人ブウを倒してこい!!」
そして老界王神は悟飯の周辺を踊りながら周る。
「あの、何を…」
「静かに!大事な儀式なのだ!」
悟飯の疑問に対してこの奇妙な踊りはパワーアップのための大事な儀式なのだと言う。
「それってどれくらい掛かるんですか?」
「儀式に5時間!パワーアップに20時間だ!しかし今回は超フルパワーでやっとるから半分の時間じゃ!!」
つまり儀式に2時間30分、パワーアップに10時間と言うわけだ。
「よし、トランクス。残りの時間は私と修行するぞ。頑張れよ悟飯」
「そ…そんな…」
「えっと…頑張って下さい悟飯さん…」
悟林どころかトランクスからも見放された悟飯。
2人が修行する傍ら、悟飯はじっと老界王神の儀式を受けることに。
「つ…辛い…」
悟飯の呟きが妙に響いたと感じたトランクス達であった。
そして儀式が終わってパワーアップの段階に移行した時、休憩に入った悟林とトランクスは食事を摂りながら悟飯のパワーアップを見ていた。
「おい、あの老いぼれ界王神は本当に信用して良いのか?」
「だ、大丈夫だと思いますよ…自信がおありのようでしたし」
「……眠ってますよ、界王神様」
トランクスの言葉に全員が老界王神の方を向くと爆睡していたので、悟林が老界王神に軽く気弾をぶつけた。
「ぎゃあっ!?な、何するんじゃーーーっ!!」
「さっさと続けろ」
老界王神が抗議するものの、更に強力な気弾を向けて脅すと渋々パワーアップに戻った。
「(それにしても、悟林さんってこんなに小さかったかな…)」
自分の知る悟林はもっと大きく感じた物だが、トランクスの視線に気付いた悟林が振り返る。
「どうした?」
「あ、いえ…昔の悟林さんは大きいと感じたんですが、今はあまり感じられないなって」
「当たり
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