第49話
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れで、今のお前達で勝てるのかブウに?」
「そ、それは…」
悟飯が溜め息を吐きながら柄を地面に落とすと相変わらず重たい音を立てながら地面にめり込んだ。
トランクスが何とかフォローしようとしたが、ゼットソードを使った修行でいくらパワーアップしたとは言え、まだまだ2人の戦闘力はブウを超えるには至らない。
「まあ、駄目なら仕方ない。他の方法を考えよう」
「そうだな、それにしても凄まじいパワーってのはこんな重い剣を使った修行でパワーアップってことなのか?…っ!!」
「へへーん、違いますよーだ。ぶへっ!?」
「尻を触るんじゃない!!」
悪寒を感じた悟林は不快感を隠すことなく悟林の尻を撫でている界王神に似た老人の顔面に肘打ちを入れる。
生前に亀仙人からも同様のセクハラを受けたことはあるが、幼い頃から可愛がってくれた亀仙人は平気だが他の老人は許せないようだ。
「いててて…全く、尻を撫でたくらいでサイヤ人とは言え短気な奴じゃ…いでででで!?」
「おい、このスケベ爺は界王神様達の知り合いか?」
「い、いえ…」
スケベ爺の頭を鷲掴みにして握り潰そうとしながら界王神とキビトに尋ねるが知らないらしい。
「そうかそうか、じゃあ死ね」
「ぎゃああああっ!!待て待て待て!儂はそいつの15代前の界王神なんじゃ!!」
ミシミシと嫌な音を立てながら死へのカウントダウンが迫りそうになる老人が叫ぶと界王神とキビトが驚いた。
「え!?じゅ、15代前の…!?」
「か、界王神様!?」
「そ、そうじゃ!昔悪い奴にあの剣に封印されとったんじゃ!だから早く助けてくれーーーっ!!」
「あ、あの悟林さん…一応私のご先祖様なので止めてもらえませんか?」
「一応とは何じゃ!?」
「このスケベ爺は遥か昔の界王神なんだろ?今の界王神はあんたなんだから別にこの古臭い生ゴミはいなくても構わないだろ?」
「まあ、そうなんですが…」
「納得するんかい!?」
悟林の言葉に納得する界王神に老界王神がツッコむ。
「悟林さん、本気で怒ってますね…」
「ああ、これは子供の頃に俺が姉さんのケーキを間違えて食べてボコボコにされた時以来の怒りだな」
あれは忘れもしない。
子供の頃にナメック星から帰ってきて間もない頃に悟林が楽しみに取っておいたケーキを間違えて食べた時、食い物の恨みは恐ろしいと言わんばかりにボコボコにされた時のことを。
「分かった分かった!特別にお前さん達の潜在能力を解放してやるから手を放してくれーーっ!!」
「潜在能力?」
手を放すと老界王神が痛がりながら急いで悟林から距離を取って界王神とキビトの後ろに隠れる。
「いちちち…お?興味ある
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