第八十三話
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取りあえず美羽を起こすか。
「……これは何とも……」
俺は寝ている美羽の姿を見て溜め息を吐いた。
美羽は薄い寝間着を着ていたが、下は白のパンツ一枚だけで寝ていた。
「興奮してます?」
「小さい子に興味は無いな」
「美羽ちゃんのをクンカクンカしたいおッ!! ペロペロしたいおッ!!」とかしないからいやマジで。
てか犯罪だ……。
「……(美羽様、頑張って下さい)。取りあえず起こしますね」
「俺は出た方がいいなこりゃ」
俺は部屋を出た。
普通に布団敷いて寝てると思ってたけど、まさかああとはな……。
それから少しして、まだ眠たいのか目を擦る美羽が部屋から出てきた。
「眠いのじゃ〜」
「おっと」
美羽がフラフラしながら俺に抱きついてきた。
「悪いな美羽。美羽にも報告しとかないと思ってな」
「何じゃ?」
「涼州の馬騰、馬超、馬岱の三人が軍に加入したいとの事だ。俺には加入を認める権利が無いから美羽に聞きに来たというわけだ」
「涼州の馬騰か。確か騎馬に関しては得意な方じゃな?」
美羽がトントンと頭を叩いて脳を活発化させようとしている。
「あぁ、霞や桜花達も涼州出身だから騎馬は得意だな」
「ふむ……なら構わないのじゃ。将が増えるというのは味方にとって喜ばしい事じゃし、敵にとっては不利になるからの」
美羽はあっさりと許可を出した。
「ありがとうな美羽。後で顔見せで会わせるから」
「分かったのじゃ」
美羽は頷いた。
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