第四百八十五話 乱世の様にその十二
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「そして貴女達と合流するわ」
「わかりました」
「その時は寧音さんも一緒よ」
「わらわも空から一撃を浴びせるぞ」
アーサーの後ろにいる寧音も言ってきた。
「隕石を一つな」
「落としてくれますか」
「そうしてやるからな」
怪人達の中にというのだ。
「巻き込まれん様にな」
「わかりました」
「そしてな」
寧音はさらに言った。
「嬢ちゃん達と合流するぞ」
「宜しくお願いします」
「あとな」
寧音の言葉は続いた。
「すみれちゃんいいか」
「何でしょうか」
「飯は食ったか」
「はい」
すみれは寧音に微笑んで答えた。
「先程」
「そうか、それは何よりだ」
「中華丼を六杯」
「そこまで食ったら充分か」
「そうなりました」
やはり微笑んで言った。
「有り難いことに」
「そうか、なら合流したらな」
「その時はですね」
「宜しくな」
「一緒に戦いましょう」
「すみれちゃんとめぐるちゃんと戦えることも」
アーサーも言ってきた。
「嬉しいわ」
「そう言ってくれますか」
「なら今から」
アーサーはあらためて言った。
「寧音さんと一緒に」
「敵に空から一撃じゃ」
「そうしましょう」
アーサーは魔力を全開にして空から凄まじい一撃を落とした、そして寧音は隕石をそうしてそのうえでだった。
二人で突撃を開始しためぐるとすみれと合流して接近戦に入った、すみれはその中でめぐるに告げた。
「めぐるちゃん、後ろ」
「わかったわ、すみれちゃん」
めぐるは振り向くことなくだった。
後ろに拳をやった、それでそこにいた怪人を一体倒して言った。
「こうしてね」
「やっていきましょう」
「このままね」
こう言って四人で敵の中で戦っていった、すると。
敵が四人を囲もうとするがそこにだった。
イレーネが切り込んだ言った。
「俺も来たぜ」
「私もです」
レティシアも一緒だった。
「道は守ります」
「だから四人共そこで思う存分戦いな」
「いざとなったら逃げられますので」
「そうしな」
「宜しく頼むぞ」
寧音は二人に笑みで応えた。
「それならわらわ達は好きなだけ暴れられる」
「暴れるのはこっちも一緒だぜ」
レティシアは言いながら二刀流で敵を薙ぎ倒す。
「こうしてな」
「お互い様じゃな」
「そうさ、だからな」
「このままじゃな」
「戦っていこうぜ」
「空は任せて下さい」
ヴィクトーリャも言ってきた。
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