第四百八十五話 乱世の様にその十
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「ここは」
「それじゃあな」
「ここは突撃を仕掛けて」
「敵の数を減らすべきだよな」
「だから私達も援護をして」
そのうえでというのだ。
「貴方達の突撃を助けるわ」
「じゃあ頼むな」
「それでは」
「行くわよ」
タバサもマリアンデールもだった。
身構えそれぞれの攻撃を放った、それで怪人の大群の中に穴を空け。
三人がそこに突っ込み敵の多くを薙ぎ倒した、そうして敵の数を減らしてそこから全体で押せる様にした。
戦士達は確かに押していた、しかし。
「まだだな」
「そうだね」
基樹にヴァイスが応えた。
「僕達は確かに推しているけれど」
「まだ敵の数が尽きなくて」
「勝つにはね」
「足りないですね」
「残念だけれどね」
「あと少しですね」
「戦っていこう」
こう基樹に話した。
「そうしていこう」
「ここは」
「敵がいなくなるまで戦う」
尊の言葉は冷静だった。
「それだけですね」
「尊さんの言う通りですね、敵がいるなら」
「最後の一体まで倒すことです」
「そうすればいですね」
「では私達も腰を据えて」
そしてというのだ。
「食べましょう」
「飯を食うことも大事ですね」
「今はこちらを」
こう言ってだ、尊は。
八宝菜を出した、そうして言うのだった。
「食べましょう」
「八宝菜ですか」
「これをご飯にかけまして」
そうしてというのだ。
「食べれば栄養満点です」
「確かにそうですね」
ヴァイスは尊のその言葉にその通りだと頷いた。
「八宝菜は沢山のお野菜が入っていまして」
「お肉も魚介類も入っていますね」
「それに薬味として生姜とかも」
「ですから」
それでというのだ。
「美味しいだけでなく栄養的にもです」
「素晴らしくて」
「ご飯にかけますと」
そうすると、というのだ。
「炭水化物も同時に摂れて」
「いいですね」
「ですから」
それでというのだ。
「ここはです」
「八宝菜をご飯にかけて」
「中華丼ともいうでしょうか」
「これをですね」
「食べて」
そしてというのだ。
「英気を養いましょう」
「それでは」
「身体にいいものを沢山入れました」
エリザベスも言ってきた。
「ですからどうぞ」
「食べてですね」
「頑張っていきましょう」
こう言うのだった。
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