第48話
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トソードのある場所に到着する。
「これがゼットソードです。2人のうちどちらかが抜くことが出来れば魔人ブウに対抗出来るはずです」
「剣か…ならトランクスが抜くべきじゃないのか?」
悟飯も一応剣を使っていた時期があったが、それはかなり幼い頃であり、正直武器と言うよりも調理用具に近い扱い方だったので実戦で鍛えられた剣術を扱うトランクスの方が適任だと思う。
「いえ、抜けば凄まじいパワーを与えられるんでしょう?なら、ここは潜在能力が高い悟飯さんが抜くべきだと思います」
かつてのセルとの闘いで過去の悟飯が超サイヤ人2に変身した姿は見ていないが、過去の仲間から底無しの強さと称される程に悟飯の潜在能力の高さを聞かされたので、ここは高い潜在能力を持つ悟飯が適任だと思う。
「よし…やってみるか!」
早速抜こうとするが、少し動いただけでそれ以降は全く動かない。
「少し動きましたね!」
「「おおっ!!」」
「よし、なら!」
即座に朝化して超サイヤ人に変身し、一気に力を入れるとゼットソードを抜いた。
「「「や、やった!!」」」
取り敢えず広い場所に降りて悟飯達は伝説の剣と言われているゼットソードを確かめる。
「どうですか悟飯さん?伝説のゼットソードは…!」
「は、はい…やたらと重いですね…今のところ凄い力は感じられませんが…」
「…?そうですか…?」
「もしかしてゼットソードの重さに慣れて十全に扱えるようになって凄いパワーを手に入れられるんじゃ…」
「うむ、その可能性があるな。恐らく自在に使えるようにならねばゼットソードの真の力を引き出せぬのかもしれん。ここで修行を積み、ゼットソードの力を引き出せるようになるのだ。」
取り敢えず悟飯はゼットソードを背負ってトランクスと組み手をし、次は素振りを繰り返す。
「大分ゼットソードの重さに慣れてきたようですね」
「そのようですな」
「界王神様、魔人ブウの様子は?」
休憩に入った悟飯が尋ねると界王神はある方向を見つめると安堵の息を吐いた。
「眠っています、我々がこの聖域に来てからずっと…恐らく長期睡眠に入ったのかもしれません。運が良い…あれなら2ヶ月は起きないでしょう」
「2ヶ月…それまでに何としてもゼットソードの力を引き出して魔人ブウを倒せるようにならないと……界王神様、他に修行相手になりそうな相手はいませんか?」
ゼットソードを所持したままでの修行は重さに慣れてくるごとに動きが良くなってくるのは分かるが、やはり強くなるには自分達よりも強い相手との修行が一番有効だと悟飯は考えている。
「修行相手ですか…」
「しかし、彼らのような超パワーを持った者がまだ現世にいるでしょうか?」
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