第48話
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「みんな、目を閉じて!太陽拳!!」
「うあ…っ!?目がっ!目がぁ〜っ!!」
トランクスの言葉に界王神が同意し、悟飯が太陽拳を使うと偽物達とバビディの視界が潰された。
今のうちに悟飯はかめはめ波の体勢を取り、トランクスは両手で印を結んで構え、界王神とキビトも両手に気を溜めた。
「かめはめ波ーーーっ!!」
「消えてなくなれっ!!」
「「はあーーーっ!!」」
悟飯の超かめはめ波、トランクスのバーニングアタック、界王神とキビトのフルパワーエネルギー波がバビディを消し飛ばし、玉に直撃する寸前に魔人ブウの復活ゲージがMAXとなる。
大爆発が起きてその余波を受けた悟飯達も吹き飛んだが、しばらくして煙が晴れると、玉は跡形もなく消滅し、バビディが死んだためか偽物達が消えている。
「玉が消えている…界王神様…魔人ブウは…」
「ええ、キビト。魔人ブウはいません…何と言う幸運!流石の魔人ブウも悟飯さんとトランクスさんの超パワーには耐えられなかったのです!これで宇宙は平和になります…!2人共、ありがとうございました……?」
魔人ブウが出現しないことに界王神は歓喜し、協力してくれた悟飯とトランクスに感謝するが、2人の表情が強張っていることに気付いた。
「どうしたのだ?」
「気が…凄まじい気が…どんどん膨れ上がっていく…!」
「界王神様!キビトさん!上です!!」
キビトが2人に尋ねると悟飯は凄まじい気を感じてそれが膨れ上がっていると言い、トランクスが上を見上げるとそこには桃色の太った人物が浮かんでいた。
「ま、魔人ブウ…!」
「あれが魔人ブウですか…」
「もっと恐ろしい姿をした怪物かと…」
「見た目はともかく本当に奴は恐ろしい怪物なのです…!もう駄目です…逃げられない…」
誰もが魔人ブウの復活に驚くが、ブウを見たことがある界王神は絶望してしまう。
「…確かに凄まじい気の持ち主ではありますが…どうしようもないって程でもなさそうですよ…」
「そ、それは本当ですかトランクスさん!?」
「今の俺とトランクスでも2人がかりなら何とかなりそうです。離れて下さい!」
疲弊した体に気を入れてブウと相対する悟飯とトランクス。
「何だお前達?ブウと遊びたいのか?」
「行くぞ魔人ブウ!」
悟飯とトランクスが今出せる全力でブウに挑む。
ブウがピッコロのように腕を伸ばして殴り掛かってくるが、それをかわしながら距離を詰めて2人同時に攻撃を仕掛ける。
界王神は2人に滅多打ちにされているブウを見てもしかしたらと思ったのだが、2人の気弾を受けてもすぐ再生したブウは一気に気を解放してトランクスの顔面に裏拳を、悟飯の腹に蹴りを入れて吹き飛ばす。
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