激闘!!最凶イプシロン!
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
「まさかデザーム様が…!?」
「奴らのどこにこんな力が!?」
そんなイプシロンの反応すらも楽しむようにデザームは高らかと笑う。
「ふはははははははっ!!面白い!!実に面白い!!これだ…これが私が求めていたものだ!!最高だぞ雷門中!!」
デザームとは対照的に悔しそうなアツヤくん。
「くそっ!!」
そんなアツヤくんに駆け寄る染岡くん。
「これは俺が先にゴールを奪っちまうかもなぁ!?」
そう言いニヤリとする染岡くん。
それを見たアツヤくんは悔しがるのをやめ強がる。
「ふんっ!今のはウォーミングアップだっての。ぜってぇ次は決める!お前より先に俺がな!!」
「へっ!望むところだぜ!!」
そんなことを言い合う2人。
「本当に仲良いなぁ」
そう呟く私に黒薔薇くんが話す。
「ああ。染岡が居てこそのFWアツヤかもな」
「一之瀬!」
「鬼道!!」
「「ツインブースト!!」」
一之瀬くんと鬼道くんの2人が放つツインブーストが
相手ゴールへ襲う。
バシン
「ふん…」
しかしデザームの前では全くもって無力。
片手で簡単に止められてしまう。
「ゼル!!」
「ガニメデプロトン改!!はあああっ!!」
ドゴオオオオオッ!!
「さっきより威力が増してる!!円堂くん!」
「任せろ!!」
威力の上がったガニメデプロトンにも怯まず
円堂くんは身体を最大限に捻り力を貯める。
「マジン・ザ・ハンド改!!」
グオオオオオオオオオ!!
ギュルルルル…シュゥゥゥゥ…!
「な…馬鹿な!?」
進化したガニメデプロトンも円堂くんのマジン・ザ・ハンドの前に
無力化しゼルは表情が曇る。
《円堂止めたぁ!!両チーム手に汗握る攻防だぁ!!》
「ナイスセーブ!!良い反応だったぞ!!」
土門くんがそう円堂くんに声を掛ける。
「そういえばいつもと感じが違ってたな…」
そう言いながら円堂くんは手を見つめる。
ピィ ピィーーーーー!!
前半終了。
私たちは前半を0対0の同点で折り返した。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ