暁 〜小説投稿サイト〜
イナズマイレブン〜クロスライジング〜
激闘!!最凶イプシロン!
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「まさかデザーム様が…!?」

「奴らのどこにこんな力が!?」

そんなイプシロンの反応すらも楽しむようにデザームは高らかと笑う。

「ふはははははははっ!!面白い!!実に面白い!!これだ…これが私が求めていたものだ!!最高だぞ雷門中!!」

デザームとは対照的に悔しそうなアツヤくん。

「くそっ!!」

そんなアツヤくんに駆け寄る染岡くん。

「これは俺が先にゴールを奪っちまうかもなぁ!?」

そう言いニヤリとする染岡くん。
それを見たアツヤくんは悔しがるのをやめ強がる。

「ふんっ!今のはウォーミングアップだっての。ぜってぇ次は決める!お前より先に俺がな!!」

「へっ!望むところだぜ!!」

そんなことを言い合う2人。

「本当に仲良いなぁ」

そう呟く私に黒薔薇くんが話す。

「ああ。染岡が居てこそのFWアツヤかもな」



「一之瀬!」

「鬼道!!」

「「ツインブースト!!」」

一之瀬くんと鬼道くんの2人が放つツインブーストが
相手ゴールへ襲う。

バシン

「ふん…」

しかしデザームの前では全くもって無力。
片手で簡単に止められてしまう。



「ゼル!!」

「ガニメデプロトン改!!はあああっ!!」

ドゴオオオオオッ!!

「さっきより威力が増してる!!円堂くん!」

「任せろ!!」

威力の上がったガニメデプロトンにも怯まず
円堂くんは身体を最大限に捻り力を貯める。

「マジン・ザ・ハンド改!!」

グオオオオオオオオオ!!

ギュルルルル…シュゥゥゥゥ…!

「な…馬鹿な!?」

進化したガニメデプロトンも円堂くんのマジン・ザ・ハンドの前に
無力化しゼルは表情が曇る。

《円堂止めたぁ!!両チーム手に汗握る攻防だぁ!!》

「ナイスセーブ!!良い反応だったぞ!!」

土門くんがそう円堂くんに声を掛ける。

「そういえばいつもと感じが違ってたな…」

そう言いながら円堂くんは手を見つめる。

ピィ ピィーーーーー!!

前半終了。
私たちは前半を0対0の同点で折り返した。
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