暁 〜小説投稿サイト〜
イナズマイレブン〜クロスライジング〜
激闘!!最凶イプシロン!
[2/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ね…?」

今になったらわかる。
レーゼ。あれはリュウジくんだった…。

「お兄ちゃん、あの時の怖い顔…そう言うことだったんだね…」

私はそう呟く。

「でも…、本当にそうだったとしても!私はお兄ちゃんを助けたい!」

このことは皆んなには黙っておこう。
イプシロン戦前。チームの士気に関わってしまう。
思ったより落ち着いている私に多少自分で驚きつつ、ふと口ずさむ。

「私は…1人じゃない…!」






2日後…。

「時は来た!!」

デザームの声が響き渡る。

「何故デザーム様10日もの猶予を?」

「……………」

ゼルの言葉を無視するデザーム。

「…黙ってついて来いと言うことですか。昔のあなたはこうではなかった。あの雷門中が貴方を変えてしまったのですか?」

「…………」

「私たちは貴方に従います」

そんなやり取りののち、特訓場は姿を変えグラウンドへと変わる。

「やはりここは奴らの施設か」

鬼道くんは地面を確かめるようにグラウンドに降りる。

「いいみんな?これが最後の戦いになるわ!!全力で挑みなさい!」

「絶対勝ってダーリンとハネムーンや!!」

チームに加わったリカちゃんもそう応じる。

瞳子監督の檄に私たちは全員で答えた。

「「「おおおおおっ!!」」」



雷門中

FW 黒薔薇 アツヤ 染岡
MF 一之瀬 天空橋 鬼道 風丸
DF 土門 吹雪 壁山
GK 円堂



イプシロン

FW ゼル マキュア
MF スオーム メトロン ファドラ クリプト
DF モール ケイソン タイタン ケンビル
GK デザーム



以上のメンバーだ。

ボールはイプシロンから。
私たちに緊張が走るのと同時に私は改めて現実を受け止める。

「間違いない…か…。嘘ならどれだけ良かっただろう…」

「天空橋?」

黒薔薇くんの言葉に我に帰る。

「ううん!大丈夫!絶対勝とう!」

「ああ。勿論だ」

《さあ!雷門対イプシロンの世界を賭けた戦いに火蓋が切って落とされます!!》

ピーーーーーーー!!

試合開始のホイッスルが響く。

同時にゼルからマキュアにボールが渡り駆け上がってくる。

「邪魔よ!!」

マキュアはそういうとボールを上空に蹴り上げ
グラウンドに蹴り落とす。

「メテオ…シャワー!!」

ドゴン!ドゴン!ドゴン!

「「「ぐあああっ!!」」」

凄まじいドリブル技に黒薔薇くん達が吹き飛ばされる。

『めておしゃわーって名前にするー!』

そんな昔の記憶が蘇る。
こんなところでこの技見たくなかった…!


[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ