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東方絆日録 〜 Bonds of Permanent.
招かれし者(松上敏久)
新事実判明
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敏久「いや、そうじゃなくて霊夢はいつも和食しか作らないイメージがあったけえな」

霊夢「そりゃあ私だって中華や洋食も作るわよ。その気になれば何だって作れるわ」

敏久「じゃあ子どもも?」

霊夢「・・・フザケタコトヌカスト、ブチコロスワヨ?」

敏久「冗談だよ冗談!」


こんな感じで食事が終わった。



ーー
ーーー


片付けが済んだのち、敏久は霊夢に例の号外を見せた。


霊夢「この西村早苗さんって人が敏久のお友達なの?」

敏久「ああ。大学の同期でな、委員会でもサークルでもかなり仲が良かったんだ。唯一の女友達さ」

ルーミア「へえ、そーなのかー」


・・・。


霊夢「ルーミア?? もう、びっくりするじゃない…。何しに来たの?」


いつの間にかルーミアが居間に上がり込んでいた。


ルーミア「ご飯食べに来たのだ!」

霊夢「そう言えば今日“来る”って言ってたわね…。炒飯の残りがあるからそれを食べなさい」

ルーミア「うん!」


ルーミアは霊夢が持ってきた炒飯を一瞬にして平らげた。
一体どんな手品なんだ??


ルーミア「もう無いのー?」

霊夢「今日はそれでおしまいよ」

ルーミア「分かったー。ごちそうさまでした!」

霊夢「はい、お粗末さまでした」


ルーミアのほにゃっとした笑顔に思わず二人も笑顔になる。


敏久「それでだ。これからどうする?俺としては西村に会いに行きたいんだが」

霊夢「そうね、私も興味があるし一緒に行こうかしら。ルーミアはどうする?」

ルーミア「私も行くよー」

敏久「よし、これで決まりな。そしたら早く行く準備しようぜ!」


こうして、敏久一行は守矢神社に行くことを決めたのだった。



ーー
ーーー


守矢神社に向かう途中で三人は魔法の森に住む七曜の人形遣い「アリス・マーガトロイド」に会った。


アリス「あら、霊夢にルーミアじゃない。それとーーー」

敏久「松上敏久。博麗神社に居候中の外界人だ。よろしくな、アリス・マーガトロイド」

アリス「なんで貴方が私の名前を知ってるのよ。…まさか貴方、ストーカーか何か?」

敏久「かくかくしかじか」

アリス「そうだったのね…。ところで貴女たちはこれからどこに行くの?」

霊夢「守矢神社よ。アリスも来る?」

アリス「そうね…。どうせ人形劇からの帰りだし、ご一緒させてもらおうかしら」

敏久「そうか、道中よろしくな」

アリス「ええ、こちらこそ」




ーーー4人は守矢神社へ向かった。




(融合編『初顔合わせ@』へ続く)   
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