第47話
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セルと同レベルの強さなら今の自分と悟飯が超サイヤ人2に変身することで対処出来る。
「分かりました…行きましょう!」
その言葉を信じて界王神達は宇宙船に侵入し、飛び込んだ先には広いフロアが広がる。
「遅かったな…待ちくたびれたぞ…」
そこに立つ1人の男。
先程、ダーブラと入れ替わる前に宇宙船の入口に立っていた男だ。
「バビディ様は一番下のフロアにおられる…だが、残念だが会う事はないだろう…」
ニヤリと笑う男は続けて告げる。
「この宇宙船は特殊でな…ダメージを受けるとそのダメージが吸収されて魔人ブウ様に直接行くんだ…」
「…なら、ダメージを受けなければエネルギーは送られないと言うことだな?」
「そういうことだ。だが、そんなことは不可能だがな」
トランクスの問いに答える男は不敵な笑みを浮かべる。
「ここは俺に…あいつなら俺1人でも倒せます」
「…トランクスさん…今の男の話を聞いてなかったのですか?」
「聞いていました。ダメージを受けなければ良いんでしょう?悟飯さんはダーブラとの闘いのために体力を温存して下さい」
この時代に戻って人造人間を倒してからも決して修行を休む事がなかったトランクス。
過去での自分の非力さを感じ、少しでも過去の双子に近づきたいと修行を続けていたのだ。
トランクスの努力は確実に実を結んでいた。
実際、未来に戻ってきてから悟飯との修行で飛躍的に成長を遂げていたのだから。
「悟飯さん、止めないのですか?」
「大丈夫です。トランクスならあれくらい変身しなくても倒せます」
そして始まる闘い、相手はトランクスを見くびっていたようで大振りの蹴りを繰り出すが、それを掴み止めると腹に強烈な拳による一撃を叩き込んで吹き飛ばし、壁に叩き付けた。
床に落ちて体勢を立て直してトランクスを睨もうとしたが、そこにはトランクスはいない。
「ここだ」
背後から聞こえた声に振り返ろうとするが、横っ面にトランクスの肘打ちが入り、怯んだところに連続攻撃を叩き込む。
変身さえしていないのに敵を圧倒するトランクスの猛攻に驚く界王神とキビト。
まさかここまでとは思わなかったのだろう。
すると突如場所が変化して体に強い重力がかかり、男は急激な変化に気を取られたトランクスから距離を取ると笑った。
「あははは!!残念だったな!ここの重力は地球の10倍はあるぞ!地球人のお前には辛いだろ?ここで育った俺には心地よい重力だ!!」
高らかに笑う男だが、トランクスは顔色一つ変えずに男を見つめる。
「…だからどうした?地球の10倍の重力くらい俺には何も感じない。それよりももっと過酷な環境で修行したからな」
精神と
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