第47話
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微笑むと再び厳しい顔に戻った。
「恐らく魔人ブウの復活は宇宙船を壊されないように外でするはずです。その時を狙いましょう」
バビディさえ倒すことさえ出来ればバビディの洗脳も解けるはず、魔人を解き放つ時が一番隙が出来るはずだ。
しかし、気を消しているにも関わらずダーブラの視線がこちらに向けられ、冷たい笑みを浮かべた。
次の瞬間にダーブラは一瞬で距離を詰めてキビトに手のひらを向けていた。
「させるか!」
即座に反応した悟飯はダーブラの手を蹴り上げ、ダーブラの気功波は上空に発射された。
「余計な真似を!」
妨害されたことで忌々しそうに悟飯を睨むとダーブラは深く息を吸い込んだ。
「悟飯さん、奴の唾に気をつけて下さい!石化してしまいます!」
しかし界王神の助言が間に合わず、ダーブラの吐いた唾は悟飯に迫る。
「悟飯さん!」
咄嗟にトランクスが剣を投げ、剣で唾を受け止めると唾を受けた剣が石化してしまう。
「すまないトランクス!はああっ!!」
自分のせいで剣を失わせてしまったトランクスに謝罪しながら悟飯は超サイヤ人に変身してそのままダーブラを蹴り飛ばして地面に叩き付けた。
起き上がったダーブラは怒りに表情を歪ませながら宇宙船に戻っていった。
「宇宙船に逃げられましたね」
「すまん、助かった」
命の危機を救われたキビトは悟飯に礼を言う。
「どうします?追いかけますか?」
「しかし、あの宇宙船はバビディの物…どのような罠が仕掛けられているか…」
悟飯の問いに対して界王神の表情は優れない。
魔人ブウの復活は何としてでも阻止したいが、バビディの悪名を考えると侵入者用の罠があるのではないかと思ってしまう。
「…界王神様、バビディの魔術は何とか出来そうですか?」
不意の悟飯からの問いに驚きながらも界王神は頷く。
界王神は界王よりも高位の神であり、その神通力の力も界王とは比較にならない程に強力なのだ。
キビトと協力すればより確実にバビディの魔術に対抗出来る自信が界王神にはあった。
「ならば、バビディの罠と魔術に関しては界王神様達に任せても良いですか?俺達はダーブラと他の奴らを倒します」
「ダーブラを倒すだと?奴は暗黒魔界の王だ。下界の人間では…」
「…確かにダーブラは強いです。数年前なら確実に苦戦したでしょう。でも今の俺とトランクスなら話は別です」
「…ダーブラに勝てると?」
「はい、あれが本気でなかったとしても、唾にさえ気を付ければフルパワーの超サイヤ人2なら1対1でも確実に倒せます。俺と悟飯さんの2人がかりなら簡単に倒せるはず」
ダーブラの強さは過去の世界で闘ったセルと同レベルと判断したトランクス
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