第四百八十五話 乱世の様にその六
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「そうして戦っていこう」
「はい、無理はしないで」
源ももが言ってきた。
「もう無理と思ったら交代して下さい」
「何なら今でもいい」
楓も来た。
「ここは私達が受け持つ」
「皆さんもうお疲れと思いますので」
「遠慮はいらない」
二人で四姉妹に言う。
「そうしてもな」
「どうされますか?」
「あと少しだけいい?」
義久は二人に応えて言った。
「まだ戦えそうだから」
「あと少しですか」
「ええ、無理はしなくても」
それでもとだ、源ももに答えた。
「やれるだけはね」
「戦いたいですか」
「そうしないとね」
「無理をしないことと楽をすることは違う」
義弘は微笑んで話した。
「だからだ」
「楽はしないわ」
歳久も微笑んで話した。
「そうさせてもらうわ」
「だから一緒に戦おう」
家久の声は今も陽気だった。
「そうしていこう」
「わかりました」
源ももは笑顔で応えた。
「ならここは一緒に戦いましょう」
「それなら」
テレジアも言ってきた。
「そうしていきましょう」
「それではね」
義久は笑って応えて七人で戦った、そのうえできりのいいところで四姉妹は退き三人でとなったが。
即座にだ、ラインハルトが来て言ってきた。
「休憩は終わった、助太刀させてもらう」
「俺もいるぜ」
ロム爺も言ってきた。
「じゃあ思いきりやるか」
「お願いします」
源ももは笑顔で応えた。
「一緒に戦っていきましょう」
「あそこはラインハルト君とロム爺さんもいるから大丈夫かな」
直戸はその場の戦局を観て頷いた。
「それじゃあ他の場所は」
「さりなのところが危ないですよ」
「あの娘一人ですから」
貝島えりかと川野愛が言ってきた。
「相当頑張ってますけれど」
「どなたか行ってもらいましょう」
「じゃあ私が行きます」
園子が言ってきた。
「そうします」
「ああ、君とね」
直戸は戦局を見て述べた。
「もう二人いてくれるかな」
「ではわたくしが」
ディアブロが出て来て言ってきた。
「参りましょう」
「そうしてくれる?」
「はい、ここは」
「じゃあお願いするね」
「休憩は充分摂りましたので」
それでというのだ。
「やらせて頂きます」
「それじゃあね、しかしディアブロさんも頼りになるね」
直戸は笑顔で言った。
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