第四百八十五話 乱世の様にその五
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「貴女達なら問題ない」
「言うことはこれだけだプリ」
みれぃはみれぃのままだった。
「皆頑張ってプリ」
「そういえばこの娘達って近いものを感じますね」
今は休んでいる元康は合わせて十三人を見て思った。
「765プロの人達と同じだけ」
「ですわね、そして」
今も休んでいる義元は元康の言葉に頷きつつ今は戦っている義晴と信行を見て述べた。
「この方々も」
「そうですね、どうも」
「何か同じ事務所というものを」
「私も想います」
「それ言ったらややこしいので」
ウルスラが言ってきた。
「あまり言わない方がです」
「いいですか」
「はい、どうにも」
「そうなんですよね」
「これが」
「何かと」
グレイスとニーチェ、マイラも言うことだった。
「私達にしましても」
「こうしたお話をされますと」
「どうにも」
「そう、言わない方がいいことがあるのよ」
薙切アリスは調理の合間に左手の親指を立ててにこりとして言ってきた。
「どの娘も私にとっては可愛い後輩みたいなものだけれど」
「実際の後輩じゃないんですね」
「魂はどうか知らないけれど」
それでもというのだ。
「みたいなものなの」
「だからですか」
「そうしたことはあまりね」
「言わないことですね」
「そこ宜しくね」
「それでは」
「実は私そうした娘も魂が通い合う娘も結構いるけれどね」
それでもというのだ。
「あえてね」
「言わないことですね」
「そういうことでね」
「まあ色々ありますわ」
義元は皆に入れるお茶を煎れながら述べた、休んでいるがそれでもやることはやっているのであった。
「人というものは」
「義元様もですしね」
「ええ、これはサテライザーさんの分で」
煎れた茶を出して述べた。
「他の方の分もどんどん煎れますわ」
「では配ります」
元康は休憩を中断してサポート役もした、だがそれはよく見ると自然であった。
そうして戦士達は戦っていくが。
夜になっても続いていた、義久は戦いつつおっとりとした声で述べた。
「夜になったから」
「だからなのね」
「休みたい人は休む」
「そうしていけば言うんだな」
三人の妹達が応えた。
「休みつつ戦う」
「ご飯を食べて寝て」
「そのうえで」
「そうしていこう。戦いは長くなるから」
だからだとだ、義久は妹達に答えた。
「無理はしないでね」
「そうね、戦いが長くなるなら」
それならとだ、義弘は姉の言葉に頷いた。
「ライダーの人達も言われていたし」
「疲れていて満足に戦える筈がないわ」
歳久も言った。
「そうすべきよ」
「ならその時はご飯を食べて寝よう」
家久はこの時も明るい声だった。
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