未来トランクス編
第46話
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悟飯とトランクスは人造人間の現れたパセリシティへ向かい、悟飯が老人を銃殺しようとしている17号を蹴り飛ばし、トランクスが老人を離れた場所に移動させると悟飯の隣に立った。
「貴様らもここまでだ。片付けてやる」
瓦礫から出てきた17号は痛みに顔を引き攣らせていた。
「っ…しばらく見ないうちに少しは成長したようだな…だが、少し成長したところで俺達に敵うと思うか?」
「今度はやられないように修行した。やられるのは貴様達の番だ!」
過去での修行によって今までの弱かった自分から抜け出した今の悟飯達には過去よりも弱いこちらの人造人間達に恐れる理由などどこにもない。
「俺達の番?ふ、ふふふ…ガッカリさせて悪いが、前にお前達と闘った時は半分のパワーも使っていなかったんだぞ」
「それがどうした?」
「今度は逃がしはしない…今度こそ殺してやるぞ!」
半分のパワーも使っていなかったと脅しても悟飯もトランクスの表情は全く変わらないどころか平然としている。
17号はフルパワーで悟飯を殺そうと手刀を構えて突撃するが、悟飯はそれを片手で簡単に掴み止めると顔が驚愕に染まった17号に手を翳し、気功波で消し飛ばした。
この世界では少し前まで悟飯やトランクスがどれだけ気を込めてもろくなダメージにならなかったのに、何の工夫もないただの気の放出で17号は死に、トランクスと向き合っていた18号は17号があっさりと殺されてしまったことに動揺を隠せない。
「あ、あんた…一体何をしたんだよ!?何であんたなんかに17号が…」
「今までの修行の成果が貴様達を追い越した。それだけだ…今のは貴様らに殺されたピッコロさん達の…」
「そして、今度は悟林さんの仇だ!」
トランクスも気を解放して18号を睨むと18号は激昂して飛び掛かってきた。
「不意打ちで17号を倒したくらいでいい気になるんじゃないよ!」
しかし、それよりも早くトランクスが動き、18号の顎を蹴り上げて上空に打ち上げた。
「消えろーーーーっ!!」
「っ!!」
18号が気付いた時には既にトランクスの放った特大の魔閃光が18号に迫り、悲鳴を上げることさえ出来ずにそのまま消し飛ばされた。
悟空が心臓病で死んでから現れ、この世界のピッコロ達を殺し、長きに渡って罪のない人々を虐殺してきた人造人間の消滅をようやく実感した2人は超化を解除した。
「終わりましたね…」
「ああ…今のところはな…まだ…奴が残っている…」
何らかの方法で人造人間を倒した別の世界の自分達を殺して過去へ行くことになるセル。
奴を倒さない限りはこの世に安息はない。
念のためにドクター・ゲロの研究所へ行き、過去でセルがいた場所に向かったものの、既にセ
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