未来トランクス編
第46話
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さんは俺を何だと思ってたんだか…」
「“勉強にのめり込むと一歩も外に出ようとしない勉強マニア”でしょ?本当に極端な姉弟よねあんた達」
片や戦闘マニアの姉、片や勉強マニアの弟。
本当に極端な姉弟だ。
そして悟空は生き残れたものの、悟林が死んでしまったことを伝える。
「そっか、過去の悟林ちゃん…あたし達の時代の悟林ちゃんよりも早く死んじゃったのか…でも、過去の悟飯君が仇を討ったのね…」
「はい…父さんは、やっぱり母さんの言ったようにただの冷たい人じゃありませんでした。母さんが飛行機から落ちた時は母さんを助けてくれたり、俺がセルにやられた時、真剣になって怒ってくれたんです」
「で、でしょ!?だからそう言ったじゃない!」
「はい」
「(へ…へえ〜、あのベジータが…あいつ、あんな一面もあったんだ…)」
「ブルマさん、意外そうな顔してますね」
「へ!?い、いやあ、そんなことないわよ!」
誤魔化そうとするブルマに悟飯は思わず笑ってしまう。
「別に無理に誤魔化そうとしなくて良いですよブルマさん。俺もベジータさんがブルマさんを助けたのには驚いたし……でも、ベジータさんにとってブルマさんやトランクスは、父さんや姉さん以外で一番近い存在じゃないですか…ベジータさんが気付いていなかっただけで2人への想いは確実に育まれていたんだと思います。」
「そうかしら…」
コーヒーを啜りながらこっちのベジータもそうだったのだろうかとブルマも考える。
「それにしても…誰なんでしょうね、悟林さんにあんなことを言った奴は?」
「あんなことって?」
「はい、悟林さんを何とか生き返らせようと思ったんですが、悟林さんに拒否された時に理由を聞いたんです。悟林さんが生まれてから大変なことばかり起きていると…本当に何て失礼な奴なんだ」
「悟林さんにかい!?何て失礼な…!」
トランクスの呟きにブルマが尋ねると、悟林が蘇生を拒否した理由をトランクスが言うと、幼い(正確には赤ん坊にまで退行した)頃から世話になった恩人にそんなことを言った人物にマイも怒りを露にする。
「ああ、確かに姉さんは時にはフリーザや人造人間よりも怖い時があったけど、優しい人だった。本当に信じられませんよねブルマさん…ブルマさん?」
同意を求めるようにブルマの方を向くと表情が引き攣っているブルマの姿があった。
「ブルマさん、表情が引き攣ってますけど?」
お代わりのコーヒーを用意してくれたビーデルがブルマの表情の変化に首を傾げる。
「母さん…?」
「「ブルマさん…?」」
「な、何でもないわよ…ホホホ…」
「「「………」」」
3人に凝視されて居心地の悪そうなブルマは観念したのか口を開
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