第45話
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神化を果たす。
「あ、あいつ!変身もしないであいつらと同じくらいのパワーを!」
驚くシャンパに老界王神は自慢気に笑う。
「ふふーん、強くて当たり前じゃ!儂がパワーアップさせたんじゃからな!」
「肉体に与えられる負荷は最小限、且つ戦闘力は最大限に引き出す事を目的とした力の解放のようですね」
ヴァドスが悟林の潜在能力解放をそう分析する。
「ですが、老界王神様の力でも強くなった悟林さんの力を全て発揮しているようではなさそうですね」
「おい、ウイス。だったらあいつの潜在能力を本当の意味で解放してやれ、あの爺さんの力の介入はお前なら出来るだろ?」
「それでは意味がありません、真の力を解放出来るようにするのもまた修行ですから」
「お前は奴らのような変身は出来ないのか?」
「私は基本的に超サイヤ人にはならない。必要がないからね…私は私のやり方で強くなってお父さん達を超える!」
「変身して強くなる種族かと思えば変身せずとも強くなる…サイヤ人とは不思議な種族だ」
「そうそう、始める前に言っとくけどヒットさん…死なないでね?」
「何?」
「究極界王拳!!」
界王拳を発動し、そのパワーを10倍、20倍へと跳ね上げていく。
「こ、これは…!」
「はあっ!!」
一気に距離を詰めてヒットの鳩尾に肘打ちを叩き込むと場外へと叩き落とした。
一瞬で終わった試合に誰もが沈黙するが、一番最初に沈黙を破ったのはビルスであった。
「よーーーしっ!!でかしたぞ悟林ーーーーっ!!」
「おい、悟空、ベジータ…俺は神の気を感じ取れんが…とてつもないレベルにまで跳ね上がったのは分かるぞ」
「20倍…じゃねえな…はは、凄えや本当に」
「チッ、おい悟林…最後の界王拳は何倍まで上げていたんだ?」
「30倍」
「な、何だと…?」
「さ、30倍…!?」
衝撃の倍率に界王拳を使っている悟空は唖然となる。
「30倍までなら使えるようになって、一瞬だけなら40倍にまで上げられるようになったよ…いやあ、大変だったよ、界王拳の試行錯誤をしてようやくだから…でも何となくコツは掴んだからまだまだ上を目指すよ」
「どこまで上げるつもりなんだお前は?」
「最低でも50倍、理想は100倍だよ。それ以上行けるならやってみるけどね」
「50倍に100倍かぁ…ブルーじゃ無理かもしんねえなぁ…」
10倍でこの反動なのだからブルー界王拳の50倍や100倍など夢のまた夢だ。
ベジータは鼻を鳴らすとそっぽを向いた。
「フン、50倍でも100倍でも上げたきゃ勝手に上げやがれ。だが、俺はもっと強くなって見せる!!」
「そうこなくちゃ!負けないよ私も!
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