暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
ハーケン会戦〜大戦〜
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帝国軍はサフィナを始めとしたメンフィル帝国の皇族や親衛隊を率いる将軍の指示によって動き始め

「第9〜18部隊はメンフィル帝国軍の迎撃部隊と協力して迎撃態勢を取れ!第1〜第8部隊は突撃するメンフィル帝国軍と共に突入!一人たりともハーケン門に近づけるなっ!!」

「イエス・サー!!」

王国軍も王国軍の将の指示によってそれぞれ動き始めた。



〜カレイジャス・ブリッジ〜



「ついに始まってしまったか……」

「”大戦”………」

「あのゆるフワの宣言通りの事態になっちまったじゃねぇか、クソッタレ……ッ!」

映像端末で地上の状況を見ていたジンは厳しい表情で呟き、ガイウスは真剣な表情で呟き、アッシュは悔しそうな表情で声を上げた。

「うふふ、メンフィル帝国軍の諜報部隊が事前に手に入れた情報によると今回のリベール侵攻の為のエレボニア帝国軍の総兵力は50万人。――――――対してリベール王国軍並びにメンフィル・クロスベル連合軍、そしてヴァイスラント新生軍の総兵力は75万人よ。」

「な、75万人っ!?」

「リベール侵攻の為のエレボニア帝国軍の1,5倍の兵力を集めるとは……」

「おまけにさっきの”破壊の女神”達による砲撃やロゼ達による”火計”、それにベルフェゴール達や王国軍の空挺部隊の攻撃を受けた時点でエレボニア帝国軍は相当な数の死者を出したでしょうから、リベール侵攻の為の今のエレボニア帝国軍の総兵力は実際はもっと少ないでしょうね。」

「ああ……45万……いや、40万人も残っているかどうかもあやしい所だな……」

レンの説明を聞いたその場にいる全員が血相を変えて驚いている中マキアスは驚きの表情で声を上げ、アルゼイド子爵は真剣な表情で呟き、目を細めたセリーヌの推測に頷いたミュラーは複雑そうな表情で更なる推測をした。



「ちなみにだけど、今回の作戦は念には念を入れてメンフィル帝国軍もそうだけど、ヴァイスラント新生軍も他勢力から戦力を出してもらったり、猟兵団を雇ったりして総兵力の数を更に増やしたのよ?」

「何ぃ……っ!?」

「ヴァイスラント新生軍どころか、まさかメンフィル帝国軍まで猟兵団を雇うとはね……」

「ノーザンブリアの件から察するにメンフィル帝国は猟兵という存在を忌み嫌っているように見えたけど……」

「し、しかもメンフィル・クロスベル連合やヴァイスラント、それにリベール以外の他勢力とは一体……」

レンが口にした更なる驚愕の事実を知ったアガットは信じられない表情で声を上げ、オリヴァルト皇子は疲れた表情で呟き、シェラザードは複雑そうな表情で呟き、セドリックは困惑の表情を浮かべた。

「うふふ、その他勢力とはね……………………――――――黒月(ヘイユ
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