第44話
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手の内を喋る悟空に呆れるピッコロだが、対等の条件で闘いたがる悟空らしいと言えばらしい。
「はああっ!!」
悟空は気を高めて神の領域へと到達し、神のオーラを纏うと超サイヤ人ゴッドに変身する。
「赤髪…?」
「超サイヤ人ゴッド…ブルーの1個前の変身だ。ブルーの変身にはまだ慣れてねえけど、この変身なら安定して闘えるからな」
ブルーよりもパワーが劣るが、エネルギー効率がブルーよりも優れており、純粋な神の気のみを扱うことから神通力の類を扱うことが出来る。
そしてブルーはゴッドよりもパワーはあるものの、超サイヤ人の気と言う不純物が混じるために神通力の類を使えない純粋に戦闘力を高める変身だ。
「フン…本気を出さないで俺と闘おうとするとは舐められたものだな…」
神化を果たした悟空に対してヒットもまた構えを取った。
悟空が動き出すとヒットも手を動かして時を飛ばす。
次の瞬間には互いの拳を受け止めて悟空とヒットの姿が出現した。
「だあっ!!」
互いに笑みを浮かべると悟空は蹴りを繰り出す。
ヒットは時を飛ばしてそれを回避すると悟空の背後を取って拳を繰り出すが、悟空も顔を横にずらしてかわす。
「はっ!」
すぐに悟空は殴りかかるものの、再び時を飛ばされてかわされてしまう。
「こっちだ」
悟空の真上を取ったヒットは組んだ拳を悟空の脳天に叩き込もうとするが、悟空はそれを読んでいた。
「しゃあっ!!」
超スピードでかわすと背後を取って蹴りを繰り出すがヒットに右腕で受け止められる。
「見事だ…しかし移動後の動きが予想されているのであれば俺はその先を行くのみ」
「じゃ、オラは更にその動きを予想すっぞ!!」
ヒットが再び時を飛ばすと悟空もその動きを予想して喰らいついていく。
一瞬の間に数十回の技の読み合いが行われていて一見互角のように見えるが、そうではない。
ヒットは時飛ばしにはほとんど体力を使っておらず、悟空は超スピードによる移動とかなりの集中力を要求されているためにスタミナと集中力が切れた時、悟空の敗北が確定する。
「スピードが落ちてきてるんじゃないのか?さっきまでの勢いはどうした?」
「…畜生…やっぱりそう簡単にはいかねえか…このままだとオラが先にバテちまう…」
「くそっ!パワーなら悟空の方が勝ってるだろう!何が時飛ばしだ!汚い手を使いやがって!!」
「大丈夫だよビルス様、あれくらいでやられるお父さんじゃない…そろそろ本気を出すと思う」
「仕方ねえ…一気にカタを付けてやる!はああああっ!!!」
超サイヤ人ゴッドの状態で超サイヤ人になると髪が逆立ち、髪と瞳の色が蒼になる。
超サイヤ人ブルーへと変身した悟空
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