第44話
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サイヤ人2が解除されて通常状態に戻ったキャベに再び超化を促す。
「はいっ!!はあっ!!」
気合を入れて一気に超サイヤ人2の状態に持っていくキャベに誰もが感心する。
「もう、超サイヤ人2を物にしてる。」
「ああ、修行すればあいつはもっと強くなれっぞ」
「ふん、あっさりと超サイヤ人2を使いこなしやがって…流石はサイヤ人…はああっ!!」
対するベジータはキャベの超サイヤ人2に不敵な笑みを浮かべながら超サイヤ人ブルーへと変身する。
「あ、青髪!?」
「最新の超サイヤ人ブルーだ。トレーニングを続ければここまでになれる。」
蒼神化を果たしたベジータはキャベに肘打ちを叩き込むと武舞台から吹き飛ばした。
「ベジータさんなりにキャベ君を鍛えてたんだね」
「やるなぁ、でも何でなんだ?」
「そりゃあベジータさんはサイヤ人の王子様だよ?お父さん以外の純粋のサイヤ人は久しぶりだから面倒見たくなったんだよ。ベジータさん、何だかんだで面倒見良いし…特にキャベ君は強いからね、お父さん以外のサイヤ人はヘナチョコの伯父さんと筋肉馬鹿の木偶の坊だったから実力の伴ったサイヤ人との出会いが嬉しかったんだよ。お父さんで言うと目の前にいきなり良いライバルになれそうな相手が現れたようなもんだと思うよ」
「ふうん…そんなもんなんか」
「でも、次の相手は曲者だね。超サイヤ人ブルーも超サイヤ人3程じゃないけど消耗する。あの相手にどこまで通じるか…」
次のベジータの相手は第6宇宙の殺し屋ヒット。
ヒットが武舞台に立ち、ベジータは再びブルーへと変身する。
ベジータは構えながら攻める隙を窺う。
そしてポケットに入れたヒットの手が動いた瞬間に、ベジータが殴り掛かった…のだが、次の瞬間には顔面にヒットの拳が突き刺さっていた。
そして何度もヒットに攻撃を仕掛けるが、防ぐことさえ出来ずにベジータは急所に連続で攻撃を受けたことで敗北してしまう。
観戦に来ていた銀河王がひょっとすると“時飛ばし”の能力ではないかと言い出す。
時飛ばしはほんの僅かだけ時間を飛ばせるらしい。
僅か0.1秒でもヒットのスピードなら充分なアドバンテージを得られるのだ。
「なるほどね、どうするお父さん?棄権する?」
「冗談言うなよ悟林、時飛ばし…絶対に破って見せるさ!」
もし自分が勝てない場合には悟林がいる。
しかし自分もあっさりとやられるつもりはない。
悟空は改めて武舞台に立ち、ヒットと向かい合うのであった。
「さあて、やれるだけやってみっか!」
一礼の後に構える悟空にヒットが口を開いた。
「…変身するのを忘れているぞ」
「え?…ああ、あれはまだ慣れてねえ変身で結構疲れる
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