第44話
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さかあいつ、超サイヤ人2になりかけてんのか?」
「な、何だと?こ、この短時間で…!何という戦闘センスだ…」
悟空がキャベの異変に気付き、超サイヤ2になりかけていることに気付いた。
ピッコロは悟空達が試行錯誤して体得した変身を短時間で体得しそうになっているキャベに驚く。
しかし、どれだけパワーを上げても超サイヤ2のベジータにはまだ及ばない。
しかもベジータの超サイヤ人2にはまだまだ上があるのだ。
キャベの腹に拳が叩き込まれ、怯んだ隙に横っ面を殴り飛ばして吹き飛ばすと組んだ拳を叩き込む。
凄い勢いでキャベは武舞台に叩き付けられ、何とか起き上がろうとするキャベの背をベジータが踏みつけた。
「ぐ…がああああ…!!」
ミシミシと骨が軋む。
起き上がれないキャベを見てベジータが吐き捨てる。
「チッ!こんなものか!こんな軟弱なサイヤ人は別の宇宙でも必要ない!!この試合が終わったら貴様の故郷の惑星サダラを滅ぼしてやる!!」
「っ…僕の故郷は…惑星サダラは…関係ないだろう!!!うおおおおおおっ!!!」
目を見開いて怒りの咆哮を上げるとキャベのオーラが激しくなり、スパークが走る。
「ぬっ!?」
超サイヤ人2へと到達したキャベの気の力で弾かれたベジータは更に気を高めて通常の超サイヤ人2よりも少し上のレベルに持っていく。
「僕の故郷を…滅ぼされてたまるか…!!うああああっ!!」
キャベは超サイヤ人2で強化されたスピードでベジータに迫り、全力のラッシュを繰り出す。
ベジータはそれを捌きながら反撃する。
「凄え…これが超サイヤ人2同士の闘いか…」
超サイヤ人2同士の闘いを初めて見た面々はその激しさに息を飲む。
クリリンの呟きはほとんどの者達の共通の気持ちだろう。
「ふん、軟弱者は撤回してやろう!はあっ!!」
一気に気合を入れてフルパワーの状態に持っていく。
そのパワーはブウと闘った時の潜在能力を解放した悟飯を遥かに上回るほどだ。
そのパワーに弾かれたキャベを蹴り飛ばすが、途中で体勢を整えて着地する。
「はあ…はあ…」
「この短時間で超サイヤ人2に変身するとは大したもんだ」
「超サイヤ人…2…?」
「今の貴様は超サイヤ人を超えた状態だ」
冷静になって自分を見つめると今までとは比べ物にならないほどのパワーに驚愕するキャベ。
「な、何だ…この信じられないようなパワーは…これが…僕…?」
「サイヤ人は感情の爆発…特に怒りによって強くなる。守りたいものとやらがあるのならそれを忘れるな」
「も、もしかして僕のために…」
「もう一度なってみろ、超サイヤ人と超サイヤ人2に」
冷静になったことで超
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