第十二幕その五
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「それで食べたくなったらね」
「旅に出る」
「そうしたらいいわ」
「途中の旅路も楽しんで」
「そのうえでね」
さらにというのです。
「目的地に着いたら」
「こうして」
「食べることを満喫すればいいのよ」
「そういうことだね」
「そして満足したら」
その時はというのです。
「帰ればいいのよ」
「家まで」
「そうして暮らせばいいのよ」
「確かに」
そう聞いてです、前ノーム王は頷きました。そうしてそのう絵で今は釣りを楽しんでそうしてなのでした。
釣りから帰るとまた海の幸を楽しみました、食べる間は釣りにお散歩等を楽しみますがポリクロームはお散歩の時に言いました。
「皆泳がないのね」
「こちらの海はね」
トロットはポリクロームに答えました。
「あまりね」
「泳ぐ場所じゃないの」
「ビーチもあるわ」
トロットはすぐに答えました。
「水着はそこで借りられて」
「泳ぐことは出来るのね」
「皆が行きたいって言えば案内するけれど」
「皆今は食べたりお散歩の方がいいみたいね」
「だからね」
そう見てというのです。
「ビーチにはね」
「行かないのね」
「それで泳がないの」
「海でもそうなのね」
「ええ、けれど若し行きたい人がいたら」
それならというのです。
「案内するわ」
「そうしてくれるのね」
「どうかしら。水族館にも案内するけれど」
そちらにもというのです。
「よかったらね」
「私は水族館がいいね」
「私もです」
カエルマンとクッキーが答えました。
「ビーチもいいですが」
「水族館に行ってみたいよ」
二人が言って他の皆もです。
水族館と言いました、これで決まりました。
皆水族館にも行きました、するとそこには多くの海の生きもの達がいました。その中の白いイルカを見てでした。
前ノーム王は目を丸くさせてこう言いました。
「これはまた奇麗なイルカだね」
「スナメリっていうんですよ」
ナターシャが答えました。
「このイルカは」
「スナメリっていうんだ」
「外の世界では凄く珍しい生きものなんです」
前ノーム王にこのこともお話しました。
「オズの国にもいるんですね」
「そうなんだね、何か好きになったよ」
スナメリがというのです。
「とてもね」
「じゃあこちらの生きものはどうですか?」
ナターシャは今度はジュゴンを紹介しました、それぞれ大きなプールの様な水槽の中で泳いでいます。
「ジュゴンっていうんですが」
「この生きものもいいね」
「好きになったんですね」
「そうなったよ」
実際にというのです。
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