お兄ちゃんを超える
[3/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
!」
鬼道くんからも思わずそう言葉が漏れる。
そのままゴールへと向かう私。
しかしそこに壁山くんがディフェンスに入る。
「い、行かせないっスよぉ!!ザ・ウォール!!」
ザ・ウォールを発動させた壁山くんに対して私が取った行動。
「はっ…!」
上にボールを飛ばす。
さっきの黒薔薇くんの応用だ。
そのまま私は壁山くんのザ・ウォールの壁を蹴って上空へと飛び上がる。
「行くよ円堂くん…っ!!」
「来い…天空橋!」
天使の涙の波紋と共に全力でシュートを放つ。
「エンジェル…ティアーッ!!」
私の今、放てる最高のシュートが円堂くんに唸りをあげる。
「止める…!ゴッドハンド改ィィィッ!!」
ギュルルルルルル…!!
「く…ぐ…!があっ!!」
グワシャーン!!
私が放ったエンジェルティアーは円堂くんのゴッドハンドを粉砕し
雷門に追い付く同点のシュートとなった。
「円堂くんからゴール!!やったぁ!!」
《なんと大阪ギャルズCCCに入った天空橋の必殺シュートが雷門のゴールに突き刺さったぁ!!これでまたしても同点ですっ!!》
「くっそぉ…!やるなぁ天空橋!!」
起き上がった円堂くんが私にそう呼び掛ける。
「次も決めさせてもらうよ!!」
ピィ ピィーーー!!
前半終了。
想像以上に充実した試合展開にお互い熱くなる。
「あんたらええ試合しとるやんか!!ほら沢山作っといたから後半も頑張りや!!」
そうリカちゃんのお母さんが言うと出て来たのは沢山のお好み焼き。
これがまた悪魔的な美味さなのだ…。ダメダメ、食べ過ぎないようにしないと…。
「よっしゃあ!そんじゃギャルズ後半も頑張るでー!!」
「「「おおっ!!」」」
「黒薔薇、済まなかったな」
「染岡…。なに、俺も多少熱くなって居たのかもしれない」
黒薔薇はそういうとギャルズの方を見る。
「まさかあそこまで急激に成長するとは思わなかったけどな…」
「うん、あの技は僕でも止められないかも…」
「兄貴が止められないかもって…マジかよ…」
そんな会話をしているなんて勿論心美は知らない。
ピーー!!
後半の開始のホイッスル。
ボールは雷門中から。
染岡くん、アツヤくん、黒薔薇くんが攻め込み
その後ろから鬼道くん、一之瀬くん、風丸くんが上がる。
こうして見るととんでもないメンバーだ。
「疾風ダッシュ!!」
「イリュージョンボール!!」
「オーロラドリブル!」
雷門のドリブル技が決まっていく。
「染岡!!」
アツヤくんから染岡くんに渡り
シュートの構えを起こ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ