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IS 転生白書 オリ主が奏でる新しいインフィニット・ストラトス
初食堂!
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「ここの飯美味すぎだろ!!」
俺の声は食堂に響いた。
そして起こるクスクス笑い。
しまった・・・、あまりの美味さについ。
「嬉しいこと言ってくれるじゃないか。これ、おまけだよ!」
「あ、ありがとうオバちゃん!」
ずんずんと歩いてきて、俺の白米の上にから揚げをおいてくれた恰幅のいい女性はオバちゃん。 名前は知らないけど、そう呼んでくれって、朝食を貰ったときに言われたんだ。
ちなみに食堂の料理人さんでもある。というかそれが仕事だ。
でもこの人、どっかで見たことあるような気がするんだよなぁ・・・。
俺の朝食のメニューは和風だ。
白米に味噌汁、焼き鮭とレタスの千切り、あとから揚げ。
因みにご飯は丼で、鮭は大きいのを二枚貰った。
これ運んでテーブルにつくまで、まるで化け物を見ているかの様な目で見られたのは、ついさっきの事だ。
まぁ俺は人より朝ごはんが多めだからな。しょうがない。
「お、拓夢〜!」
から揚げを食べて、口の中に広がる濃厚なうまみに感動していると、一夏がやってきた。その後ろから箒も来ている。
「二人ともおはよう。なんで一緒なんだ?」
「おう、おはよう拓夢!それが聞いてくれよ、箒が俺のルームメイトだったんだ」
「な、なんだ一夏その言い方は!そんなに私と同室なのが嫌なのか!?」
「はぁ?なに言ってるんだ箒。昨日も言ったけど、俺は箒が同室でよかったと思ってるぞ?」
「そ、そうか。なら、いい!」
「・・・変な奴だなぁ」
「変な奴とはなんだ!」
「ストップ止まれお前ら!!」
席に着くなり言い争いになった。
なんだこれ、痴話喧嘩かと思ってそのまま見ていたら一向に止まる気配が無い。
俺は朝食は静かに食べたいんだ、ちょっと黙れ!
「わ、わりい拓夢。お前朝は煩いのだめだったもんな」
「そうなのか。すなまない、拓夢」
「あー、分かってくれたらいい。んじゃ食べよーぜ?」
全く、朝は静かにだ。
余りの美味さに叫んだことは、内緒にしておこうと思った俺だった・・・・・・。
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