暁 〜小説投稿サイト〜
ドラゴンボールZ〜孫悟空の娘〜
第6宇宙編
第43話
[2/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ているんだったな…」

ベジータの理想としてはトランクスをセルと闘った時のような迸るような圧倒的な力を放った悟飯と闘わせて勝たせてやりたかった。

まさかこんな形で超えることになるとは夢にも思わなかったベジータである。

「そうなんだよー、ゴッドとかは抜きにしてフュージョンしてるとは言えウイスさんと修行してる私に食らい付いてくるんだよ?これからも2人の才能を伸ばしていきたいなー」

「そうか…」

落ち着いたら久しぶりにトランクスの相手をしてやろうかと思ったベジータであった。

「ところで悟林、オラは最初はブウを入れようとしたのに何で代わりにピッコロにしたんだ?」

「だってさ、ブウって勉強出来るの?」

ベジータの提案で試合前に簡単なペーパーテストが行われることになり、悟空には悟林が後で勉強を教えるので良いとして、ブウは生まれてから悟空以上にずっと勉強とは無縁の生き方をしてきたのだ。

正直、文字を読めるのかも怪しい。

「なるほど、試合前にメンバーが減るのは困るからな…だからピッコロを選んだのか」

「そう言うこと、悟飯はもう超サイヤ人になれるかどうかも疑わしいし、試合に興味もないしね…」

フリーザとの闘いが終わってからは再び仕事に没頭し、時間が空けば娘のパンと戯れているのだ。

正直あれはサタンにも負けず劣らずの親馬鹿であると断言出来る。

「そうか…だが、やはり惜しいな。あの潜在能力を腐らせるなど」

「まあ、良いじゃねえかベジータ。闘いてえ奴だけ闘えばよ」

しかし、セルとの闘いで見せた爆発的な力と勘を取り戻しておらず、鈍っていた体でブウを超える力を発揮した悟飯の才能と潜在能力をベジータはやはり惜しいと思ってしまう。

悟空もまた、悟飯にはあの飛び抜けた潜在能力を悟林のように鍛えて伸ばして欲しい気持ちはあるが、無理にやらせても何の成果も出ない。

目標も何もない時の伸びの悪さを悟空は良く知っている。

「そうだね、はいお父さん。勉強の時間だよ?」

「いいっ!?オラ勉強は…」

「駄目っ!試合に出れなくなっても良いの?お父さんが出られなかったらビルス様も怒るよ?」

悟空は勉強は苦手なのは悟林も知っているが、それで試合に出られなくなったらビルスは烈火の如く怒るだろう。

「貴様はまず戦闘力よりも頭を鍛えろ!」

「うう…やっぱオラは勉強苦手だぞ…良く悟飯はこんなの平気でやってられんな…」

「頑張ってお父さん、家に帰ったらお父さんの好物揃えてあげるからね?」

悟林に付きっきりで勉強に付き合ってもらい、頭の修行をすることになる悟空であった。

そして試合当日、ビルスとウイスが所有するキューブ型宇宙船で会場に向かうことになったのだが、船内に悟
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ