第42話
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ダメージを受けながらも未だに闘える状態だ。
「もう終わりかい?いい加減本気を出せ、手を抜いたお前を倒しても何の意味もないんだ。昔、私は本気を出していないお前に為す術なく殺された。そしてあの時もトランクスさんの力を借りて…フルパワーになったお前を是非この手で完膚なきまでに叩き潰したい。私もそろそろ本気を出したいからねぇ」
戦闘民族らしい笑みを浮かべる悟林に対してフリーザも笑みを浮かべた。
「なるほど、これ程とは…良かったですよトレーニングをしておいて…念のために更なる進化に挑戦しておいて正解でした。」
「進化…ねえ…面白いじゃない。じゃあ、お互いに最高の力でやり合おうじゃないの」
「では、あなたからどうぞ?」
「なら、遠慮なく…はあああ…っ!!だあああああっ!!」
一気に気合を入れてゴッドの赤髪が黒髪へと戻り、瞳の色も元に戻る。
一見するとただ元に戻ったようにしか見えないが、フリーザはゴッドの状態とは比較にならないくらいのパワーを感じ取った。
オーラもゴッドと同じく緩やかな炎を思わせ、恐らく超サイヤ人とは別ベクトルのパワーアップなのだろう。
「どう?」
「ただ、変身を解いた訳ではなさそうですね。このプレッシャーは」
「そう、超サイヤ人ゴッドの要領で私の力を全て解放した状態。当然ゴッドより強い」
「なるほど、危ないところでした。更なる進化に挑戦しなければ負けていたでしょうね」
「それじゃあ、お前のフルパワーを見せてよ」
「では、お望み通り見せて差し上げますよ!!」
フリーザも気合を入れて気を高めていく。
凄まじい気の高まり、フリーザの気が金色に変わり始め、気の質が大きく変化する。
「なるほど、進化と称するだけのことはあるようだね」
金色の閃光が迸り、光が晴れた時にはフリーザの姿は変わっていた。
「……金色のフリーザ……」
「分かりやすく金色にしてみましたが、単純過ぎましたかね?安っぽいネーミングですが、ゴールデンフリーザとでも呼びましょうか?でも、ただ色が変わっただけではないのはあなたも分かっているでしょう?」
「当然、わくわくするけど、同時にどきどきする…やっぱり強いね…まあ、だからこそ叩き潰しがいがあるわけだけどさ…さあ、始めようか!!」
互いに最高の力を引き出して全力で叩き潰そうとするそのプレッシャーに誰もが息を飲んで見守る。
岩山から石が転がり落ち、それが海に落ちたのが合図となり、悟林とフリーザは同時に突撃する。
「「はああああっ!!!」」
ほぼ同速で拳が激突し、その衝撃波はピッコロ達を襲い、吹き飛ばされそうになる。
この中でも悟林との修行でブウとの闘いの時よりも遥かに腕を上げたはずのピッコロで
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