第42話
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を繰り出すとフリーザは顔を横にずらしてかわすが、悟林はすぐさま肘打ちに切り替えてフリーザの横っ面に叩き込み、怯んだフリーザを蹴り飛ばして岩に叩き付ける。
「きええっ!!」
しかし、流石はパワーアップしたフリーザ。
岩に叩き付けられた程度でどうにかなるような相手ではなくすぐに反撃してきた。
フリーザの回し蹴りを受け流し、悟林も蹴りを繰り出す。
それをフリーザは両腕をクロスさせて防ぎ、勢いを利用した尻尾の一撃を叩き込もうとするが、悟林が上空に移動したことでフリーザも追い掛ける。
上空で繰り広げられる高速戦闘に一応加勢に来ていた亀仙人が感慨深そうに呟く。
「全く…長生きはするもんじゃな」
亀仙人の呟きにこの場にいる全員の視線が集中する。
「あの子猿のようじゃった鼻垂れ小僧だった悟空が最強の武道家となり、その娘もまた最強への高みに至ろうというのじゃからな…こうやって悟空の意志と強さは受け継がれていくんじゃな」
「まあ、悟林ちゃんは小さい頃から強かったし、才能もありましたからね」
「当然だクリリン…あいつは俺の弟子だからな。今のあいつは一流の戦士だ」
誇らしげにフリーザと互角の闘いを繰り広げる悟林を見上げるピッコロ。
悟林は戦闘力だけではなく、敵に対して冷酷になれる。
元神の悪の心の化身であったピッコロから見ても、時としてやりすぎと思えるくらいに徹底的に敵を叩き潰す。
しかも油断もしないのだから味方となれば心強いだろう。
そしてフリーザは弾き飛ばされ、怒りに顔を歪めながら再び激突してきた。
「はあっ!!」
悟林が手のひらをフリーザに向けると急にフリーザの動きが停止した。
「ぬっ!?こ、これは…!?」
「神の気を使った金縛り、ただ殴りかかることしか出来ないと思っていたのかい?残念だったね」
早く金縛りから離脱しなければもがくフリーザだが、それよりも速く動いた悟林が拳を構えると顔面、腹、鳩尾に鉄拳を無慈悲に叩き込む。
「ぐおおっ!?」
無駄を極限まで削いだ敵を叩き潰すことに特化した無慈悲な拳をまともに受けたフリーザは金縛りから解放されたものの凄まじい勢いで吹き飛ばされた。
空中で何とか体勢を整えたフリーザが気弾を連射するが、悟林はそれを全て弾き飛ばす。
全てを弾き飛ばした悟林の背後をフリーザが取り、鬼の形相を浮かべながら悟林に気弾を放った。
「喰らえーーーっ!!」
「魔閃光!!」
気弾に対して悟林もゴッドの状態で放つ神魔閃光で迎え撃つ。
一気に気を込めてフリーザの気弾を押し返した。
「うわああああっ!!」
気功波をまともに受けたフリーザが悲鳴を上げる。
光が収まった時、フリーザは多少
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