ハーケン会戦〜大号令〜
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ス、ミルディーヌ公女の顔の映像が現れた。
「――――――まずは王国の危機に駆け付けてくれたメンフィル・クロスベル連合軍、ヴァイスラント新生軍に心からの感謝を。――――――王国軍に問う。もしここでエレボニア帝国軍を後ろに通してリベール侵攻を許してしまえば、13年前の”百日戦役”のような――――――いや、あの時以上のいくつもの”悲劇”が起こってしまうだろう。それをお前達は許せるか?」
「王国を守護する者達の一員として、13年前のような悲劇は2度と起こす事を許せるわけがありません、中将閣下!」
「自分達の後ろには家族が!友人が!国民が!そして女王陛下達がいるのです!絶対にリベールに侵攻をしようとするエレボニア帝国軍を一人たりとも後ろに通す訳にはいきません!」
「自分達には国民達や女王陛下達の命運を託されているのですから、絶対に退けません!」
カシウスの問いかけに対して王国軍はそれぞれ力強く答えた。
AM10:56――――――
メンフィル帝国エレボニア征伐軍――――――総兵力40万人の内30万人並びに王国軍側での迎撃の為の本国からの援軍20万人、黒月残党3万人、SSS級猟兵団”斑鳩”2万人――――――
「メンフィルの兵達に告げる。この戦いは今回の戦争の行く末を決定づける事になる”事実上の決戦”でもある。去年のエレボニアの内戦で我らメンフィルの”怒り”を何度も買ったエレボニアにメンフィルの”誇り”を、”怒り”を思い知らせる為、そしてメンフィルの盟友たるリベールを守る為にもこの戦いで”敗北は絶対に許されない”事は理解できているな?」
「当然です、陛下!」
「卑劣にして愚かなるエレボニア帝国にメンフィル帝国の怒りの鉄槌を!」
「今こそ同胞達を傷つけた挙句盟友を陥れた挙句盟友を滅ぼそうとする愚か者達に報復を!!」
カシウスに続くように問いかけたリウイの問いかけに対してメンフィル帝国軍は次々と武器を天へと掲げて力強く答えた。
AM10:57――――――
クロスベル帝国軍――――――総兵力6万人の内5万人――――――
「聞けぇいクロスベルの兵と将、そして六銃士よ!先にリウイも告げたように、この戦いは先月の初めから本格的に始まった長きエレボニアとの戦いに決着をつける時だ!お前達も知っての通り、敵は腐っても大国の軍人だ!しかしながら、ここにはルイーネ達が、そして今まで俺やルイーネ達と共に戦い抜いたお前達が揃っている。俺とルイーネ達、この戦争で成長したお前達が揃ったとなると、どうだ。宣言しよう!今からこの戦場を支配し、ゼムリア大陸に”新たなる時代”の開幕を告げる役割を果たすのは俺達――――史上最大に超
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