暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
ハーケン会戦〜大号令〜
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もアルフィンと共にエレボニア帝国軍に降伏を呼びかけます!ですから、どうかすぐにリウイ陛下達に連絡を取ってください!お願いします!」

シェラ達によって吹き飛ばされたエレボニア帝国軍の有様を映像端末で見ていたアリサは愕然とし、ガイウスは呆けた表情で呟き、シャロンは重々しい様子を纏って呟き、唇を噛み締めたサラはレンを睨んで声を上げ、サラの話を聞いたセドリックも真剣な表情を浮かべてレンに嘆願した。

「それはできない相談ね。連合もそうだけど、王国――――――カシウス中将も”黄昏という呪いの影響によって闘争に駆り立てられたエレボニア帝国軍の戦意を折る為”にはそれこそ”エレボニア帝国軍を絶望させる程徹底的に叩き潰さなければ、エレボニア帝国軍は敗北を認めない”という考えの元、作戦を実行しているもの。」

「ぜ、”エレボニア帝国軍の戦意を折る為にエレボニア帝国軍を絶望させる程徹底的に叩き潰さなければ、エレボニア帝国軍は敗北を認めない”って、もう十分徹底的にエレボニア帝国軍を叩き潰しているじゃないですか!?後一体どれ程の多くのエレボニア帝国軍の人達を殺すつもりなんですか……!?」

小悪魔な笑みを浮かべて答えたレンにエリオットは悲痛そうな表情を浮かべて声を上げて問いかけた。



「ア、アガットさん!それにシェラさん達も!エステルお姉ちゃんみたいに――――――3年前のリベールの異変の時にリベル=アークを破壊する為にリベール王国に押し入ろうとしたエレボニア帝国軍を撤退するように要請した時みたいに、遊撃士協会が介入して戦闘を止める事はできないんですか……!?」

「俺達も真っ先にそれは考えたさ……だが………」

「王国軍もそうだが、連合軍も王国に侵攻しようとしているエレボニア帝国軍を撃退する為に戦闘をしている訳だから、”中立の立場”として止める理由がない為、介入のしようがないという問題もあるが……」

「何よりも、肝心のエレボニア帝国軍がリベール侵攻を諦める意志――――――いえ、”王国軍や連合軍に降伏する意志”を示していないのだから、あたし達遊撃士も介入のしようがないのよ……」

「せめて、リベール侵攻軍の総指揮権を持っていると思われるヴァンダイク元帥が降伏する事を望んでくれたら、遊撃士協会(わたしたち)も戦闘を止めさせるために王国軍の最高司令官のカシウスさんや連合軍のそれぞれの”総大将”を務めているリウイ陛下達に交渉する事ができるのだけど……」

「既にヴァンダイク元帥が乗船しているエレボニア帝国軍の旗艦はカレイジャス(こちら)の通信を拒否していますから、連絡の取りようがないのが痛いですね……」

泣きそうな表情を浮かべて問いかけたティータの問いかけに対してアガットとジン、シェラザードとアネラスはそれぞれ複雑そうな表情で、エレ
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