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レーヴァティン
第二百三十四話 手を出さないものその二

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「治められる、だからな」
「寺社にもだな」
「そうさせる、民達にも魔物が来ても大丈夫な様にだ」 
 戦える様にというのだ。
「武器は持たせるが」
「それでもだな」
「護身でだ」 
 その為にというのだ。
「持ってもらう」
「武器もだな」
「そうだ」
 そういったものもというのだ。
「そうしてだ」
「身を護らせるな」
「そしてだ」
 そのうえでというのだ。
「すぐに幕府の軍勢が動いてだ」
「そうしてだな」
「連中を倒せる様にする」
「そうするな」
「連絡は貝殻で行ってな」
 軍勢の中のそれはというのだ。
「そして民達にもだ」
「貝殻は広めていくか」
「徐々にでもな、あれは電話だな」 
 英雄は貝殻は何かとも話した。
「要するに」
「その通りだ」
 幸正もこう答えた。
「あれはな」
「トランシーバーか携帯電話か」
「そんなものだな」
「だからこそだ」
「非常に使えるな」
「それで民達にもな」 
 彼等にもというのだ。
「少しでもだ」
「多く持たせるか」
「そうすれば魔物や獣が出てだ」
「牧場や田畑を脅かしか」
「街や村に来てだ」
 それでもというのだ。
「すぐに動ける」
「そうなるな」
「だからだ」
 それ故にというのだ。
「武器だけでなくだ」
「貝殻もか」
「持たせる、そして駐在所の様な詰所もな
 兵達が常にいる場所もというのだ、英雄は実際に街や村にそうした場所をもうけて民の治安を守っている。
「よりだ」
「増やすか」
「そして兵からだ」
「警官ですね」 
 謙二が言ってきた。
「次第に」
「軍は軍でな」
 そしてとだ、英雄は謙二に話した。
「そしてだ」
「治安は警察ですね」
「その様に分けてな」 
 そうしてというのだ。
「用いていきたい」
「これからは」
「やはり軍と警察はだ」
 この二つの組織はというのだ。
「国が発展するとな」
「分けてですね」
「用いる必要がある」
 だからだというのだ。
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