神と神と復活のF編
第41話
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ルスから距離を取る。
ビルスもそれを追い掛けると、2人は瞬く間に市街地にまで移動した。
「きええっ!!」
ビルスの繰り出した回し蹴りを悟空がクロスさせた両腕で受け止めると、その勢いを利用しながら距離を取り、ビルスとの距離を一気に詰めて肘打ちを繰り出す。
それをビルスは受け止め、悟空の追撃の蹴りもかわす。
そして2人は乱打戦に突入する。
「くっ」
「はああっ!!」
ビルスの頬に悟空の一撃が掠る。
掠り傷とは言えビルスにダメージを与えたことに悟空は更に激しく攻め続けるが、目の前の病院を見て同時に離れて素通りする。
しかし、悟空よりも速く病院を通り過ぎたビルスの頭突きを受けて荒野にまで吹き飛ばされる。
何とか立ち止まったものの、悟空の体力の消費が激しく、息切れを起こしている。
「大分ゴッドのパワーを使いこなせるようになってきてるようだね。でもやっぱり僕には届かない」
「まだまだだぁっ!!」
再び激突する両者。
その衝撃波は宇宙中を迸るほどで、あの界王神界にまで届くほど。
そして闘いは宇宙へと移り、そこでも激しい闘いを繰り広げるものの、悟空の動きが鈍り始め、とうとう動きを止めてしまった。
「君も結構頑張ったと思うけど…ここまでかな。既にパワーが落ち始めている。」
「…ちきしょう…超サイヤ人ゴッドになったってのにそれでもビルス様には勝てねえのか…」
「まあ、充分楽しめたよ。ここまで力を出したのは久しぶりだ。ではもう終わりにしようか、約束通り地球を破壊する。地球と運命を共にするが良い」
絶大なエネルギーを込めた破壊の玉を作り出し、それを悟空と地球に向けて放つビルス。
しかし、それを見ても悟空は焦るどころか笑みさえ浮かべていた。
「わりいなビルス様。超サイヤ人ゴッドのパワーがオラに言ってるんだ。上に…まだ上に行けってよ!かめはめ!!波ぁーーーーっ!!!」
悟空はかめはめ波を体勢を取り、全ての力を振り絞った一撃を放つ。
ビルスの破壊玉と激突した瞬間、一瞬だけ悟空の気が飛躍的に上昇したのをビルスは感知した。
2人の技は相殺され、悟空は通常状態へと戻り、舞空術を維持することしか出来ない程にまで疲弊する。
そこにウイスが現れた。
「やれやれ…決着はつかず…と言ったところでしょうか」
「ククク…面白い奴だな君は…仕方がない。君に免じて破壊は次の機会にしておいてやるよ」
「ほ…本当か!ビルス様」
「その時まで精々力をつけておくんだな。そうだ、最後に良いことを教えてやろう。この世界は第7宇宙だ。僕は第7宇宙の破壊神、宇宙は全部で12個あるんだ。もっと凄い奴だっているとは思わないか?」
12個の宇宙。
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