第40話
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みたいだねー?」
「な、何で姉さんがそれを…」
「ビーデルさんから聞いた」
それを聞いた悟飯は頭を抱える。
「まあ、勉強一筋だった悟飯ちゃんに恋愛は少しハードルが高いかなー?」
「ね、姉さんはどうなんですか?」
「私?私は恋愛とか興味ないし…結婚が必要なら誰かとやるよ」
「か、軽いですね…」
サイヤ人にとって結婚はただ同族を増やすことが主な理由であり、恋愛は大した意味がないため、その性質が強い悟林は当然恋愛と結婚への興味は薄い。
「私のことは良いんだよ。それより悟飯、ビーデルさんを逃がすんじゃないよ?お前のことを理解してお付き合いしてくれる人なんて滅多にいないんだからね」
「うっ…そ、それは分かっているけど…」
悟飯の反応を見ると、ビーデルを目の前にすると緊張してしまうのだろう。
しかし、悟飯が躊躇してる間に横から狙っている男もいるはずだ。
何せビーデルは世間では世界を救った英雄のサタンの娘で容姿も良い、そのビーデルの相手になれば相応の名誉を得ることが出来るだろう。
流石に弟が失恋して落ち込むと言う、情けない姿は見たくないので仕方なく背を押してやる。
「でも悟飯。お前がウジウジしてたらビーデルさん盗られちゃうよ?」
「え!?」
「ヤムチャさんを思い出してみなよ。私とお父さんはトランクスさんから聞いてたから驚かなかったけど、ヤムチャさんはベジータさんにブルマさんを盗られたようなもんでしょ?」
「た、確かに…」
今だからこそベジータとブルマの関係は受け入れられているが、当時は驚いたものだ。
ヤムチャが死んだ時にナメック星にまで行ったのだからブルマがヤムチャと別れてベジータと結婚し、トランクスを授かるなど夢にも思わなかった。
「ヤムチャさんがベジータさんにブルマさんを盗られたのははっきりしなかったから…悟飯、ビーデルさんのことが大事なら気持ちはちゃんと伝えなさい?悟飯もビーデルさんに寂しい思いをさせたくないでしょ?」
「はい…」
「大丈夫だよ、お前ならサタンさんをぶちのめせるし、ビーデルさんはお前に夢中だから…頑張りなよ悟飯…」
「姉さん…で、でもサタンさんと闘うことになったら…もしかしたら殺してしまうかも…」
ビーデルとの進展の後の壁はサタンなのだ。
悟空とチチは認めてくれているのだが、サタンは自分より強い男でなければビーデルとの交際は認めないと豪語するほどの親馬鹿なのだ。
当然進展すればサタンとの激突は避けられないわけで…。
「サタンさんなら少しくらい力加減を間違えても大丈夫な気がするけど…」
何せ軽くとは言えセルの攻撃にも一応耐えた謎の耐久力があるのだから。
しばらくして、悟飯とビ
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