第39話
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どうすりゃいい…?」
悟林に加勢したいが、力の差がありすぎて役には立てないだろう。
何か別の方法を考えるが…。
「おい、カカロット!」
後方から感じた馴染みの気に振り向くと、超スピードで向かってくるベジータの姿があった。
「ベジータ!?おめえ……あ、そうか!閻魔のおっちゃんがおめえを!」
死んでいるはずのベジータの姿に驚くものの、頭の輪を見て1日だけ生き返ってきたのだろう。
「おい、聞きたいことは山ほどあるが、ブウの奴はどうなってやがる?何だあのチビの姿は」
「あ、ああ…吸収していた悟飯達と太っちょのブウを吐き出したらあんな姿になっちまったんだ。」
「…あれがまともに落ちたら地球など消し飛ぶぞ…!」
「ああ、悟林が何とか耐えてくれてっけどよ。あれじゃ……あ、そうだ!!」
「?」
焦っていた悟空だが、何かを閃いたのか声を上げた。
それに嫌な予感を感じたベジータ。
「実は悟林にある技を教えてもらってよ。あれを使えば」
「断る」
「オラまだ何も言ってねえぞ」
「フュージョンと言いたいんだろう!俺は知ってるぞ、それが何だか!!」
「え?知ってんの?」
「俺はあの世で悟林がチビ共に教えるのを見ていたんだ…!冗談じゃない!あんなみっともないポーズが出来るか!悟飯を叩き起こして悟飯とやれ!」
「いや、あいつ全然起きねえし…た、頼むベジータ!このままだとトランクスも殺されちまうぞ!それに…ブルマやみんなも生き返らせることが出来ねえ!ブルマ達はブウに食われちまったんだ!!」
「…!!」
「地球が無くなっちまったら、もう終わりだ!頼むベジータ!」
「…………くそったれ…!やってやる!カカロット、早くしろ!」
「ベジータ…!」
「貴様はポーズに専念しろ!俺が合わせる!!」
悟林のフュージョン修行の際に悟空がリズム音痴だと聞いているため、自分が合わせるしかないと判断したベジータは集中力を研ぎ澄ませる。
「行くぞベジータ!」
「俺に指図するな!失敗したら許さんぞ!!」
「「フュージョン…はっ!!」」
場所は戻って悟林は必死に気弾を押し返そうとしていたが、そろそろ界王拳が限界に近付いてきた時であった。
「ま、まずい…そろそろ限界…」
「「ビッグバンかめはめ波!!」」
隣に聞き慣れた2人の声が重なったような声が聞こえ、放たれた気功波が一気に押し返された。
隣を見遣ると、そこにはメタモル星人の民族衣装を纏った男がいた。
「え?お父さん…ベジータさん!?」
男から感じる気に悟林は目を見開く。
「「悟空とベジータが融合して、ゴジータだ。さっさと終わらせるぞ」」
ゴジータ
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