第39話
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ら抵抗しているはずなので眠っている可能性が高い。
この怒声にブウの体内の4人が反応したのか、ブウの動きが鈍くなる。
「お前体はでかくなっても根性は子供の頃より無くなってんじゃないの!?違うんならとっとと目を覚ましなさいこの馬鹿弟!!」
目に見えて苦しみ始めたブウ。
どうやら4人が拒絶反応を起こし始めたようだ。
「お…おああああ…ぐがあああ…お!!」
「もう一押しか…さっさと…起きろ馬鹿ーーーっ!!!」
目一杯の怒声にブウは堪えきれずに逃走してしまった。
「あっ!おい待て!!」
悟林は慌ててブウを追い掛ける。
近くで様子を窺ってた悟空達もそれを追いかけようとするが、何故か助かっていたサタンに駄々をこねられて連れていくことに。
するとブウの気が大きく減り、同時により恐ろしさが増したような性質の物に変化した。
ブウの近くに向かうと、そこにはブウの体内から吐き出された4人と…一番最初の太っちょのブウがいた。
「……?何で一番最初の奴までいるの?」
悟林は知らないが、あの悪のブウは太っちょのブウから分かれたブウが太っちょのブウをチョコレートにして補食すると言う変わった方法で吸収されていた。
恐らく悟飯達を吐き出す時に一緒に吐き出されてしまったのだろう。
ブウは吐き出した悟飯達に手を翳すと気弾を撃とうとするが、それよりも先に悟林が蹴り飛ばした。
「危なかった…ちょっといきなり何を…」
「ウホーッホッホッホッ!!」
起き上がったブウは奇声を上げながらドラミングする。
「え?何?何なの?」
しばらくドラミングしてたかと思えば突然ピタリと止まり、次の瞬間突撃してきた。
「!?」
突然の突撃に虚を突かれながらも攻撃を受け流しながら反撃する。
顔面を殴っても驚異的なスピードで再生する。
パワーとスピードは悟飯達を吸収してきた時よりは大きく落ちているものの、動きや攻撃が不規則と言うか、本能的な物になっている。
「(対処出来ないわけじゃないけど、やりにくいな…!)」
背後に回り込んで組んだ拳で殴り飛ばし、そのまま追撃を仕掛けようと追い掛けるが、ブウが足を地面に突き刺すのと同時に悟林の顎を蹴り飛ばす。
「ぐっ!」
不意を突かれた悟林は大きく吹き飛ばされるが、何とか態勢を整えて連続で飛び出す足をかわしていく。
途中でブウが気功波を放ってきたが、それを片腕で払うと仕返しとばかりにかめはめ波でブウを粉々する。
粉々になり、飛び散った破片が蠢いたかと思えばブウが無数になって復活した。
「えーーー!!?嘘でしょーーー!!?」
小さな破片がかめはめ波で粉々になる前と同じサイズで再生されており、しかも気は
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