第39話
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さと吸収したみんなを返せ。そうすれば一瞬で消してあげる。お前だって痛い思いするくらいなら一思いの方が良いでしょ?」
「ほざけ!キャンディになれ!!」
「おっと」
放たれた光線をかわすと触角を掴んで引き寄せると気弾を撃ち込み、強烈な威力を誇る気弾に飲み込まれたブウは爆発に巻き込まれてボロボロになるが、悟林は手を緩めるつもりなど一切ない。
触角を掴んだまま何度も殴り飛ばし、ダメージを蓄積させて気合砲を叩き込んで吹き飛ばし、追撃の軽めに放ったかめはめ波が直撃する。
「おや?ブウ、そろそろやばいんじゃないの?体が崩壊してるじゃない」
煙が晴れるとブウの体は度重なるダメージで崩壊し始めており、崩れた肉片は再生することなく消えていく。
「ぐうう…!があっ!!」
気合を入れて崩壊していた体を再生し、ブウは疲弊しながらも笑みを浮かべる。
「あらら、治っちゃった」
「はあ…はあ…無駄だ。お前がどんな小細工を使おうが、お前にこの俺を倒すことなど無理なんだ!どんなに攻撃しようが俺には効かん!!」
「そうでもなさそうだよ。お腹に風穴開いてるしね」
「何っ!?」
悟林が指差した自分の体を見下ろすと、再生しきれずに風穴が開いたままの腹が視界に入った。
「流石のお前もダメージが蓄積しすぎて再生が追い付かないようだねぇ」
「ぐうう…ぬああっ!!」
何とか再生すると悟林を睨む。
今のブウは肉体的にも精神的にも弱っていたが、手を緩めれば何かをやらかすのはゴテンクスとピッコロと悟飯で良く理解している。
「さて、治ったようだから遠慮なく行くよ!!」
「ま、待て!俺を殺せばお前の師も弟達も死ぬことになるぞ!お前に師や弟達を殺せるのか!?」
「心配してくれるの?ありがと、だけどそれがどうかした?」
「何!?」
「お前の一部のままでいるくらいならピッコロさんも悟天もトランクス君も死んだ方がマシだと思うだろうさ。お前、ベジータさんを殺して、母さんやお祖父ちゃん。ブルマさんやみんなも殺した。そんな奴の一部になってまで生き延びようとするヘタレじゃないんだよ!!」
悟林はブウの腹に拳を叩き込み、痛みに悶えているブウの顎を蹴り上げると追いかけて滅多打ちにする。
ブウを肉体的に精神的に限界まで弱らせてからあることを試すのだ。
「いい加減目を覚ましなさい!この馬鹿悟飯!!ピッコロさん!何時までブウの中で眠ってんの!?悟天とトランクス君も起きて!!」
触角を掴んでブウの耳に怒声を叩き込む。
怒りの矛先はブウに吸収されている悟飯達だ。
ゴテンクスのフュージョンが解けたことから恐らく吸収された悟飯達は生きたまま閉じ込められているはず。
もし意識があるな
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