第38話
[8/11]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
それよりも儂は若い娘の…」
「では行きますよ!カイカイ!」
「おい!」
老界王神が言い終わる前に界王神が瞬間移動し、悟飯とブウが闘っている場所から大分離れた場所に現れる。
「それじゃあ界王神様!ありがとう!もう1人の界王神様にもよろしく!」
「分かりました。遥か遠い界王神界であなたの武運を祈っています!頑張って!」
「よーし、待ってろーっ!!」
界王神が瞬間移動で界王神界に戻るのを確認した悟林は一直線に闘いの場へ向かった。
因みに戻った界王神は老界王神に説教を喰らうことに。
そしてブウが悟飯にとどめを刺そうとした直前に背後からの奇襲を仕掛け、ブウを岩に叩き付ける。
「ご、悟林さん!?」
悟飯の治療に駆け付けたデンデがもう二度と現世に戻れないはずの悟林の登場に驚いている。
「やあ、神様。数日ぶり」
「お、おめえ、どうしてここに!?」
同じくデンデの治療を受けて全快している悟空も困惑している。
「えーっと、生き返っちゃった。詳しい話は後でするよ…。まずは…」
岩から飛び出してきたブウが悟林を視界に入れる。
「…貴様…確か前に会ったな…そうだ、妙な変身をした奴だ…何だ、助けに来たつもりか?馬鹿な奴だ…あの時の魔人ブウとは根本的に次元が違うのが分からんのか?」
「そう言うお前もピッコロさんを吸収したにしては馬鹿なままじゃない。私が何の勝算もなく駆け付けたと思ってるの?」
見下すブウに不敵な笑みを向ける悟林。
「口が過ぎるぞ…ハッキリ言うが、貴様なんぞが何をしようと絶対にダメージすら与えられはせんぞ」
「ふん、逆だよ。お前程度じゃあ、どうしようと私にダメージを与えられない」
「雑魚が…余程死にたいらしいな…良かろう!貴様から先に殺してやる!」
ブウが早速殴り掛かってくる。
悟林は潜在能力を解放し、ブウの腕を掴んだ。
「ぬうっ!?」
「あ、ごめんね。あんまり遅いから掴み止めちゃったよっ!!」
腕を支えにしながらブウの顔面に蹴りを入れ、それによりブウの鼻から鼻血が流れる。
「鼻血出てるよ。太っちょの時とかみたいに鼻がない方が良かったんじゃないの?」
「……粋がるなよ!!」
体の穴から蒸気を噴き出して怒りを露にしながら今度は気弾で攻撃してくる。
「てりゃあっ!!」
それを足で蹴り返し、ブウが頭を亀のように引っ込ませながらかわした隙を突いて顔面を殴り飛ばし、吹っ飛んだブウを超スピードで追いながら滅多打ちにし、そして触角を掴むと再び岩に叩き付ける。
「ほい」
即座に穴に気弾を落とすと大爆発が起きる。
「こらー、出てこいブウ。時間稼ぎで不利になるのはお前なんだよ?」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ